原油価格が急落し、73ドルから70ドル付近まで下落した。これは強い支持帯を下方向へブレイクアウトしたことを示している。リビアの産油再開の報道を受け、原油需要減少への懸念が高まった。テクニカル分析では、28日移動平均線が抵抗線となり、72ドルの支持線を割った。RSIは39で、さらなる下落の余地がある。一目均衡表も下落を示唆している。米株式市場も大きく下落し、ナスダックは3%超の下落となった。為替市場ではドル安円高が進行し、ドル円は145円台に下落した。本日は豪GDP、カナダ政策金利発表、米JOLT求職などの経済指標に注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -4.95%
- AUDJPY -2.09%
- CADJPY -1.28%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は大荒れ、ナスダックは3%超えの下落
- 米雇用統計の失業率二注目が集まる、FRBの利下げ対応に注目
- 日銀総裁は改めて政策金利引き上げに言及、銀行株は上昇
- ドル安円高が急速に進む、ドル円の日足で「陰の包み足」が形成
- ドル円は145円台に下落、本日は日経平均株価も下落しやすいか
- 豪ドルも下落、本日の豪GDPは前年比1.1%の予想
- カナダ政策金利が発表され引き下げが予想、USDCADは上昇するか
- カナダ円は下落する可能性あり、106円割れに警戒
- 原油は大幅下落、73ドルから70ドル付近に
- 原油は28日移動平均線が抵抗線となり、72ドルの支持線を割る
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。リビアの産油再開の報道を受けて、原油需要減少に注目が集まり、価格下落となった。原油は72ドル付近で過去に4回反発していたが、1月以来の70ドル台となった。28日MAや転換線も抵抗線となり、下落している。
RSIは39となっており、まだ下落の余地はある。70ドルを割るかどうかに注目だ。一目均衡表の全てのシグナルも、下落を示唆している。
今日の経済指標とイベント(9月4日)
- 10:30(日本時間)、豪GDP
- 22:45(日本時間)、カナダ政策金利発表
- 23:00(日本時間)、米JOLT求職
- 23:30(日本時間)、カナダ中銀記者会見