原油価格が急落し、73ドルから70ドル付近まで下落した。これは強い支持帯を下方向へブレイクアウトしたことを示している。リビアの産油再開の報道を受け、原油需要減少への懸念が高まった。テクニカル分析では、28日移動平均線が抵抗線となり、72ドルの支持線を割った。RSIは39で、さらなる下落の余地がある。一目均衡表も下落を示唆している。米株式市場も大きく下落し、ナスダックは3%超の下落となった。為替市場ではドル安円高が進行し、ドル円は145円台に下落した。本日は豪GDP、カナダ政策金利発表、米JOLT求職などの経済指標に注目が集まる。
原油の日足チャートを分析する。リビアの産油再開の報道を受けて、原油需要減少に注目が集まり、価格下落となった。原油は72ドル付近で過去に4回反発していたが、1月以来の70ドル台となった。28日MAや転換線も抵抗線となり、下落している。
RSIは39となっており、まだ下落の余地はある。70ドルを割るかどうかに注目だ。一目均衡表の全てのシグナルも、下落を示唆している。