ドル円相場が4日連続で下落し、146円台で推移している。米雇用統計の悪化を受け、米国の景気減速懸念が高まっている。この影響でドル売りが強まり、円の買い戻しが急速に進んでいる。株式市場では、米ハイテク企業の決算不振を受けて株価指数が大幅に下落し、AIバブル崩壊の可能性も指摘されている。他の通貨ペアでも円高傾向が見られ、ほとんどのクロス円が週足で下落基調を示している。一方、ユーロドルは大幅に上昇している。商品市場では、ゴールドが上下に激しく変動し、原油は需要減少懸念から74ドル台まで下落している。
前日価格変動TOP3
- USDJPY -1.8%
- AUDJPY -1.66%
- EURJPY -0.81%
NY市場マーケットハイライト
- 米雇用統計は悪化、失業率が上昇
- 米ハイテク株の決算が振るわず、株価指数が大幅下落
- AIバブルが崩壊か、円の買戻しが急速に進む
- ドル円は146円台で推移、円高方向への動きが一段と強まる
- ほとんどのクロス円が週足で下落基調を示す水準に
- 米景気悪化が意識されドル売りが強まる、ユーロドルは大幅上昇
- ゴールドは上下に激しく振れる、高値更新できるかがポイント
- 原油は安値を下回り74ドル台に、需要減少が意識され売りが強まる
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は急落しており、4日続落している。ボリンジャーバンドの-2σ線を下回っており、円が急速に買い戻されている。240日移動平均線も下回っていることは興味深い。
RSIが24となっているため、どこかで利益確定による反発がある可能性がある。ボラティリティが大きいため、反発の幅も大きいことに注意したい。
今日の経済指標とイベント(8月5日)
- 8:50(日本時間)、日銀金融政策決定会合議事要旨
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米ISM非製造業指