米国の求人数が予想を下回り、2021年以来の低水準となったことで市場全体がリスクオフの動きとなった。円高・ドル安が進行し、ドル円は新たな支持線を割り込んで143.50円近辺まで下落。一方、ユーロドルと豪ドルは上昇。ゴールドは小幅な動きで2480ドルが支持線として機能。原油は70ドルを8ヶ月ぶりに割り込む。ゴールドは28日移動平均線に支えられて上昇基調にあり、米求人数減少を受けて押し目買いが入った。本日のADP雇用統計にも注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -1.47%
- USDJPY -1.16%
- EURUSD +0.35%
NY市場マーケットハイライト
- 日鉄によるUSスチール買収計画を阻止か、USスチール株価は急落
- 米株価指数はほぼ動かず、本日はADP雇用統計発表
- 米求人数が予想を下回る、2021年以来の水準
- 市場全体がリスクオフの動き、円高・ドル安が継続
- 日経平均株価は続落、フィボナッチの半値まで下落
- ドル円は新たな支持線を割り込む、円高が進み143.50円に
- ユーロドルは反発、大陽線が出現し1.108ドル付近で推移
- 豪ドルも上昇、形状としてはヘッド&ショルダーか
- ゴールドは小幅な推移、2480ドルが支持線として機能
- 原油は70ドルを8ヶ月ぶりに割り込む、下落基調が継続
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは28日移動平均線に支えられて、上昇基調となっている。昨日の米求人数減少などを受けて押し目買いが入ったようだ。本日のADP雇用統計でも動く可能性がある。2480ドルが支持線となっており、転換線を再び上回るかどうかが焦点。
転換線を再び上回れば、高値更新を目指す可能性がある。
今日の経済指標とイベント(9月5日)
- 21:15(日本時間)、米ADP雇用統計
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米ISM非製造業指数