豪州準備銀行が政策金利を据え置き、予想外のタカ派姿勢を示したことで、豪ドルが急速な買い戻しを見せた。年内の利下げを否定したことで、豪ドル/米ドルは0.635ドルから0.652ドルまで上昇。ドル円は7日ぶりに反発し、一時146円台に突入。ユーロドルは1.1ドルを超え、ポンドドルは下落。ゴールドと原油も下落傾向。中東情勢の緊迫化よりも需要減少の懸念が市場を支配。豪ドル/米ドルの日足チャートでは、タクリ足が出現し、底打ちの可能性が示唆された。
AUDUSDの日足チャートを分析する。豪中銀は金利据え置きを決定し、タカ派姿勢を示した。市場は12月前の利下げを織り込んでいるが、総裁は年内の利下げを否定。0.635ドルまで下落していたが買い戻され0.652ドルまで上昇。タクリ足が出現し、長い下ヒゲが出現した。
240日移動平均線が抵抗帯として機能するも、底打ちした可能性がある。RSIは39であり、50を今後上回るかどうかに注目。