ゴールド価格は高値圏でもみ合い。米国の失業保険申請件数減少で過度な利下げ観測が後退。日経平均は2日連続上昇、米国株式市場3指数も急騰。ドル円は147.25円まで上昇、豪ドルも大幅上昇。ゴールドは市場の落ち着きに伴い上昇し2425ドル付近。原油価格も上昇傾向で中東情勢が意識される。一部関係者は現在の株価上昇に疑問、デッドキャットバウンスの可能性も指摘。今後の注目経済指標はドイツ消費者物価指数とカナダ雇用統計。
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは高値圏でもみ合いを続けている。急速な円高や株安に伴ってゴールドも100ドル近い値下がりとなっていたが、本来、利下げ観測が高まればゴールドは上昇する。市場の落ち着きに伴って、ゴールドは転換線と基準線を超えて推移。
RSIは55となっており、直近では50で反発している。一目均衡表の雲も意識されていることに注意したい。