ゴールド価格は高値圏でもみ合い。米国の失業保険申請件数減少で過度な利下げ観測が後退。日経平均は2日連続上昇、米国株式市場3指数も急騰。ドル円は147.25円まで上昇、豪ドルも大幅上昇。ゴールドは市場の落ち着きに伴い上昇し2425ドル付近。原油価格も上昇傾向で中東情勢が意識される。一部関係者は現在の株価上昇に疑問、デッドキャットバウンスの可能性も指摘。今後の注目経済指標はドイツ消費者物価指数とカナダ雇用統計。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.89%
- AUDUSD +1.15%
- GBPJPY +0.89%
NY市場マーケットハイライト
- 日経平均株価は2日続伸、押し目買いが継続し35700円付近で推移
- 米失業保険申請件数は減少、過度な利下げ観測が後退
- 米株価指数に割安感で押し目買い、3指数とも急騰
- ドル円は147.25円まで上昇、日足転換線の148.45円を目指すか
- 一部関係者は現在の株価上昇に疑問、デッドキャットバウンスの可能性もあり
- 豪ドルは大幅上昇、豪中銀総裁が追加利上げもいとわないと示唆
- ゴールドは市場の落ち着きに伴って上昇、2425ドル付近で推移
- 原油は転換線を上回って上昇、中東情勢がいしきされる
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは高値圏でもみ合いを続けている。急速な円高や株安に伴ってゴールドも100ドル近い値下がりとなっていたが、本来、利下げ観測が高まればゴールドは上昇する。市場の落ち着きに伴って、ゴールドは転換線と基準線を超えて推移。
RSIは55となっており、直近では50で反発している。一目均衡表の雲も意識されていることに注意したい。
今日の経済指標とイベント(8月9日)
- 15:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 21:30(日本時間)、カナダ雇用統計