市場分析
Oct 16, 2024

ゴールドは6日続落、米金利上昇リスクを意識

ゴールドは6日連続で下落し、米金利上昇リスクが意識されている。米株価指数は最高値を更新し、日経平均株価も4万円台復活の可能性がある。FOMC議事録で大幅利下げへの異論が明らかになり、本日の米CPIが注目される。

為替市場ではドル高・円安傾向が強まっている。NZ中銀は0.50%の利下げを決定し、NZドルが急落。

ゴールドは金利上昇リスクで売り圧力が高まり、2600ドル前半で推移。テクニカル分析では2597ドル付近まで下落の可能性があるが、米大統領選を控え敏感な相場が予想される。

前日価格変動TOP3

  • USDJPY +0.75%
  • GBPJPY +0.46%
  • EURJPY +0.43%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は再び最高値更新、S&P500は6000ドルを目指す
  • ダウ平均株価やナスダックも直近高値を上回る
  • 日経平均株価は39660円付近、4万円台復活の可能性
  • FOMC議事録で大幅利下げに対し異論があったことが判明
  • 大幅利下げはパウエルFRB議長主導、本日の米CPIに焦点
  • 為替市場はドル高に傾く、円安が強くなる
  • ドル円は直近高値を上回り上昇、主要抵抗線も上回る
  • NZ中銀は0.50%の利下げを決定、NZドル米ドルは急落
  • 豪ドル米ドルは5日続落、0.670ドル付近で推移
  • ゴールドは6日続落、金利上昇リスクで売り圧力

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは6日続落しており、2600ドル前半付近で推移している。本日の米CPI次第ではあるが、市場は米金利上昇リスクを意識しているようだ。フィボナッチリトレースメントを描画すると、23.6%に該当する2597ドル付近まで下落する可能性がある。

【XAUUSD/日足】

23.6%の下値には基準線も控えており、調整の売りが一服し、再び上昇するかどうかに注目。米大統領選まで1ヶ月となり、敏感な相場が続きそうだ。

今日の経済指標とイベント(10月10日)

  • 21:30(日本時間)、米消費者物価指数
  • 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
  • 深夜0時(日本時間)、FOMCメンバーウィリアムズ氏講演