ゴールドは6日連続で下落し、米金利上昇リスクが意識されている。米株価指数は最高値を更新し、日経平均株価も4万円台復活の可能性がある。FOMC議事録で大幅利下げへの異論が明らかになり、本日の米CPIが注目される。
為替市場ではドル高・円安傾向が強まっている。NZ中銀は0.50%の利下げを決定し、NZドルが急落。
ゴールドは金利上昇リスクで売り圧力が高まり、2600ドル前半で推移。テクニカル分析では2597ドル付近まで下落の可能性があるが、米大統領選を控え敏感な相場が予想される。
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは6日続落しており、2600ドル前半付近で推移している。本日の米CPI次第ではあるが、市場は米金利上昇リスクを意識しているようだ。フィボナッチリトレースメントを描画すると、23.6%に該当する2597ドル付近まで下落する可能性がある。
23.6%の下値には基準線も控えており、調整の売りが一服し、再び上昇するかどうかに注目。米大統領選まで1ヶ月となり、敏感な相場が続きそうだ。