ユーロ円は下落基調で、157円を割り込み、直近安値154.40円付近の更新を目指している。円高が強まり、ボリンジャーバンドの-2σ線に沿って下落。28日移動平均線が意識され、戻り高値を形成するローソク足が包み足となり、下落継続を示唆している。
米国ではS&P500とナスダックが続伸。本日のCPI発表前で市場は神経質な展開。大統領候補討論会も開催され、選挙リスクへの意識が高まる。中国経済指標の低迷も懸念材料。
原油価格は66ドル台に急落し、1年4ヵ月ぶりの安値水準。米中両国の経済減速と産油国の増産が影響している。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.40%
- USDCAD +0.37%
- EURUSD -0.15%
NY市場マーケットハイライト
- 米S&P500とナスダックが続伸、CPI発表前で神経質な展開
- 米CPIが本日発表、市場は利下げを期待し弱い数字を求めているか
- 米大統領候補討論会が開催、選挙リスクを徐々に意識し始める
- 中国の経済指標がさえず、世界2大国の経済減速リスクあり
- 原油は66ドル台に急落、1年4ヵ月ぶりの価格水準になる
- 米中両国の経済減速と産油国の生産量の急増が影響
- ドル円は高値切り下がりのトライアングルを形成、28日MAに注目
- ユーロドルは28日MAを割り込む、1.10ドルが強い支持帯として機能
- 豪ドルも28日MAを割り込むが下げ渋り、0.6650ドル付近で推移
- ゴールドは上昇、米CPIでボラティリティが大きくなる可能性
- クロス円は軒並み下落、ポンド円やユーロ円はフィボナッチに注目
ユーロ円テクニカル分析
ユーロ円の日足チャートを分析する。ユーロ円は下落基調となっており、157円を割り込んでいる。円高が強くなり始めており、ボリンジャーバンドの-2σ線に沿ってげらくしているようだ。直近安値は154.40円付近であり、安値更新を目指している。
28日MAが意識されており、戻り高値を形成しているローソク足に注目すると、包み足となっている。下落継続を示唆するシグナルだ。本日は米CPIや大統領候補討論会があるためボラティリティに警戒したい。
今日の経済指標とイベント(9月11日)
- 10:30(日本時間)、日銀中川理事講演
- 15:00(日本時間)、英GDP
- 21:30(日本時間)、米消費者物価指数
- 23:30(日本時間)、米原油在庫量