米株価指数は利下げを受けて最高値更新の可能性が高まっている。仮想通貨市場はトランプ効果で活況を呈し、米消費者マインドも改善している。
為替市場ではドル円が2日連続で下落し152円台で推移。ユーロドルは1.07ドル付近で攻防が続き、ポンドドルは1.30ドルを割り込んでいる。
ゴールドは上昇チャネルを割り込み2684ドル付近で推移。FRBの利下げは通常なら上昇要因だが、大統領選イベント通過で売られやすい状況。週足RSIが68と下落シグナルを示しており、2600ドル付近までの下落リスクに警戒が必要。
米FRBは利下げを決定、ゴールドは調整局面
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは上昇チャネルを割り込んで下落。一度リターンムーブの動きを見せたが、上昇チャネル内には戻れなかった。米FRBは利下げを決定し、通常であればゴールドの上昇要因となる。
ただ、週足では70を割り込んで68となっており、下落シグナルが点灯している。月足RSIは77となっており、70を割り込むレベルには至っていない。大統領選に向けて上昇していたため、イベント通過で売られやすくなっている。2600ドル付近までの下落リスクに引き続き警戒したい。