米国株式市場は景気後退懸念から大幅安となり、主要3指数は200日移動平均線を割り込んだ。日経平均株価も下落し、フィボナッチの半値を下回った。仮想通貨市場ではビットコインが8万ドルを割り込み、為替市場ではドル円が147円で取引を終えた。クロス円は円高が進行し、カナダ円・豪ドル円は1%以上下落した。
市場は米国と中国の同時景気後退を懸念しており、恐怖指数は8月以来の高値である24.65まで上昇した。原油価格も65ドルまで下落し、RSIは31を記録。中国と米国の景気後退が続けば、原油価格は59.3ドルまで下落する可能性がある。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD -1.47%
- CADJPY -1.03%
- AUDJPY -1.02%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数が大幅安、主要3指数は200日移動平均線を割り込む
- 日経平均株価も下落がきつい、フィボナッチの半値を割り込む
- ビットコインは8万ドル割れ、200日移動平均線を割り込む
- ドル円は147円で引ける、フィボナッチエクスパンションを意識
- クロス円は大幅円高、カナダ円・豪ドル円は1%以上の下落
- トランプ政権は長期目標を維持、目先の株価を気にしない姿勢
- 米国と中国の同時景気後退を市場は懸念、混乱が高まる
- 恐怖指数は24.65に上昇、8月以来の高値
- バブル崩壊の可能性がありさらなる急落に十分警戒が必要
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。RSIは31まで下落しており、原油は65ドルまで下落している。1月から一貫して下落基調となっており、15ドル以上も下落している。転換線に沿って、下落を続けており、直近安値更新も近い。

中国も経済が弱く、米国も景気後退となれば、原油価格は63.8ドル、59.3ドルと下落する可能性も十分考えられる。転換線と価格の動きに注目したい。
今日の経済指標とイベント(3月11日)
- 8:30(日本時間)、日本家計消費・消費支出
- 8:50(日本時間)、日本GDP
- 23:00(日本時間)、米JOLTS求職