NY市場では、ダウ平均が最高値を更新する一方、ナスダックは利益確定売りが強まっている。市場は米経済の先行きを楽観視し、ドル買いが優勢となっている。
為替市場ではドルインデックスが直近高値を更新し、ドル円は154円台に迫る展開。ユーロドルは1.07ドルを割り込んで1.065ドル付近まで下落し、フィボナッチエクスパンションの61.8%を下回った。今後は1.05ドル付近までの下落が想定される。
仮想通貨市場ではビットコインが急騰し、先週末から1万ドル以上上昇。一方、原油は中国需要の低迷で2日続落、ゴールドも利益確定売りで大幅続落している。
ユーロドルは直近安値を割り込む、下落基調が継続
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは1.07ドルを割り込み1.065ドル付近まで下落している。為替市場ではドル買いが進んでおり、ユーロドルも直近安値を更新して、下落しやすい形状となっている。フィボナッチエクスパンションの61.8%を割り込んでおり、100%に該当する1.05ドル付近までの下落を想定したい。
ボリンジャーバンドの-3σ線では高い確率で反発している。-2σ線と-3σ線の間でバンドウォークを形成する可能性もある。