米CPIが予想を下回り、米株式市場が反発。ゴールドは2日続伸し、2935ドルまで上昇。フィボナッチリトレースメントの23.6%で浅い押し目を形成後、再び高値を狙う展開。RSIは50を維持しており、2952ドルを上回れば3000ドル到達の可能性も。
日本の長期金利は上昇中だが日銀は介入に慎重姿勢。ドル円は一時149.20円に接近後、フィボナッチ50%で反落。ユーロドルは小反落もADX39の堅調な上昇トレンド形成中。カナダ中銀は予想通り利下げを実施し、カナダドル買いが強まる。
本日は米失業保険申請件数と米PPIの発表に注目。
前日価格変動TOP3
- CADJPY +0.76%
- AUDJPY +0.68%
- XAUUSD +0.60%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は久しぶりに反発、米CPIが予想を下回る
- S&P500は2週間連続で日中に1%超えの変動、VIX指数は23付近
- 日本の長期金利が上昇中、日銀は介入に慎重姿勢
- カナダ中銀は予想どおり利下げ実施、カナダドル買いが強まる
- 原油価格は2日続伸、10日移動平均線と転換線が抵抗帯に
- ゴールドも2日続伸、直近の抵抗線を上回る
- ドル円は一時149.20円に接近、フィボナッチ50%で反落
- ユーロドルは小反落、ADXは39であり堅調な上昇トレンドを形成中
- ユーロ円は雲を上抜け、節目の高値を上抜けて161.37円で推移
- 日経平均株価は3日続伸、10日移動平均線まで回復
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはフィボナッチリトレースメントの23.6%と浅い押し目を形成し、すぐに押し目買いが優勢になり反発。再び2935ドルに上昇している。最高値は2956ドルであり、高値更新に注目。

RSIを分析すると、50が意識されていることが確認できる。50が意識されてRSIが反発した場合、トレンドが維持され高値更新の可能性が高くなる。2952ドルを明確に上回れば、3000ドルに到達する可能性も十分視野に入る。
今日の経済指標とイベント(3月13日)
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 21:30(日本時間)、米PPI