ゴールドは3営業日ぶりに反落し、ボラティリティが徐々に安定化。RSIの低下と高値更新によるダイバージェンスが発生しており、今後は調整売りが強まる可能性がある。3100ドル付近までの下落も想定されるが、RSIが50になれば再上昇の可能性も。
米株式相場は上昇し、主要株価指数は10日MAを上回った。米ドルの信認低下でドル安となり、ドル円は3日続落して143.15円付近。ユーロドルは一時1.1425ドルまで上昇、ポンドドルは5日続伸。
本日は英雇用統計とカナダ消費者物価指数の発表予定。
前日価格変動TOP3
- GBPUSD +0.84%
- USDJPY -0.66%
- EURUSD +0.23%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式相場は上昇、消費者向け電子機器を一時的に除外方針を好感
- ナスダックを含む主要株価指数は10日MAを上回る
- 一連の関税騒動を受けて米ドルの信認低下、為替相場はドル安
- ドル円は3日続落し143.15円付近で推移
- ゴールドは3営業日ぶりに反落、一定の利益確定の動きが入る
- ゴールドのRSIは低下傾向、調整売りが入る可能性
- ユーロドルは一時1.1425ドルに上昇、1.15ドルが大きな抵抗線
- ポンドドルは5日続伸、本日に直近高値を更新できるかに注目
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドではRSIの低下が確認できる一方、高値更新が確認できる。一般的なダイバージェンスが発生しており、今後は調整売りの動きが強まる可能性がある。

10日移動平均線からの乖離もあり、3100ドル付近まで下落する可能性もある。一方、RSIが50になれば再び上昇基調が強まるというシナリオも考えられる。10日移動平均線もしくは転換線付近での反発に注目。
今日の経済指標とイベント(4月15日)
- 15:00 (日本時間)、英雇用統計
- 21:30(日本時間)、カナダ消費者物価指数