OPECが原油需要見通しを下方修正し、原油価格が大幅下落。米株価指数は金利上昇にもかかわらず上昇基調を維持。為替市場ではドル高傾向が続き、ドル円は150円にトライ。日経平均株価が一時4万円台を記録し、リスクオンの動きが強まる。
中国政府は追加財政支援策を発表するも具体的な内容は示さず。豪ドル米ドルも下落圧力を受け、中国景気の先行き不透明感が影響。ECBの大幅利下げ観測からユーロ売りが進行。
原油相場はテクニカル分析で下落トレンドが強まっており、70ドル割れに注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -1.39%
- AUDJPY -0.51%
- EURJPY -0.50%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は金利上昇にもかかわらず上昇基調維持
- 為替相場はドル高傾向、ドル円は150円にトライ
- ドル円が150円を上抜けすると、日本政府から口先介入がある可能性
- 日経平均株価が一時4万円台、リスクオンの動きが強まる
- 中国政府が追加財政支援策を発表も、具体的に示唆せず
- OPECが原油需要見通しを下方修正、原油価格に下落圧力
- 豪ドル米ドルも下落圧力、中国景気が見通せず
- ECBが大幅利下げを早める可能性、ユーロ売り
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は90日移動平均線で反落。包み足を形成した。一度リターンムーブの動きがあったが、再度26日移動平均線付近まで売り込まれて、現在は71ドル台で推移している。
3つの下降トレンドラインが描画でき、3つ目の下降トレンドラインを下回った。MACDが再度0を下回れば、下落スピードが早まる可能性がある。70ドルを割るかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(10月16日)
- 10:30(日本時間)、安達日銀理事講演
- 15:00(日本時間)、英消費者物価指数