ドル円相場は7日連続で上昇し、円安ドル高基調が続いている。日銀の今週の政策決定会合では利上げ見送りの観測が強まっており、利上げを予想する市場参加者はわずか16%にとどまっている。
米国では、FRBが来月以降の利下げを一時停止する可能性が浮上。株式市場ではダウ平均が7日続落する一方、ナスダックは新高値を更新するなど、銘柄による値動きの差が顕著となっている。
ドル円は引き続き上昇基調にあり、RSIは55を示し、156.85円付近までの上昇が予想される。
ドル円は続伸、日銀の利上げは見送りか
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -1.09%
- USDJPY +0.68%
- GBPUSD -0.57%
NY市場マーケットハイライト
- 日銀は利上げを見送りか、利上げ観測はわずか16%に
- 今週は日銀政策決定会合とFOMCが開催
- 米FRBは来月以降に利下げを一時停止する予想が浮上
- ドル円は7日続伸、円安ドル高基調が継続
- ゴールドは2日続落、2720ドルで2回目の反落でダブルトップを形成か
- ユーロドルは大きな値動きはなし、1.05ドル付近で推移
- ダウ平均株価は7日続落、今年一番の陰線連続
- ナスダックは高値更新、米国株は一部企業は上昇
- クロス円は反転、軒並み上昇し28日移動平均線に接近
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は7日続伸しており、円安ドル高基調が継続している。先週は陰線が1回もなく、陽線だけとなった。終値は26日移動平均線を上回り、153.65円付近で推移している。最高値は161円台だが、再度トライする可能性がある。

RSIは55となっており、上昇基調を示す基準で推移。今後、156.85円付近まで上昇する可能性がある。
今日の経済指標とイベント(12月16日)
- 8:50(日本時間)、Nikkeiサービス業PMI
- 18:00(日本時間)、EUマーケット総合PMI
- 23:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数