ゴールドは上昇基調を維持するも、トレンドが弱まっている。2650ドル付近で推移し、高値更新の可能性に注目が集まる。米FRB高官の慎重な利下げ姿勢が下落要因となる一方、中東情勢の緊張から安全資産としての買いも見られる。
ドル円は150.95円を上値目安に攻防を繰り返し、ユーロドルは ECB の早期利下げ観測から売りが強まっている。
ゴールドのテクニカル分析では、上昇トレンドは維持しているものの高値更新ができておらず、MACDのヒストグラムが右肩下がりになるなど上昇基調の弱まりが示唆されている。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.42%
- USDJPY +0.28%
- EURUSD -0.27%
NY市場マーケットハイライト
- ゴールドは上昇基調を維持もトレンドは弱まる
- ゴールドは2650ドル付近で推移、今後高値更新できるかに注目
- 米FRB高官が慎重な利下げ姿勢を示す、ゴールドにとっては下落要因の1つ
- 中東情勢の緊張が高まり安全資産としては買われる傾向
- ゴールドは高値を更新すれば、2700ドルが目安となるか
- ドル円は150.95円が上値目安、攻防を繰り返すも安値は切り上がり
- ユーロドルは売りが強まる、ECBの利下げが早まる可能性
- ユーロドルは1.088ドル付近で推移、節目の1.095ドルを割り込む
- ポンドドルは動きが見られず、狭い範囲で推移
- 豪ドル円は100円が大きな抵抗線、円安の動きがあるも反落気味
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。レンジ相場を上抜けて2533ドルをブレイクアウト。その後、2685ドル付近まで上昇している。現在は押し目を形成し、26日移動平均線での反発が確認できる。上昇トレンドは維持しているが、高値を更新できていない。
MACDを見ると、ヒストグラムが右肩下がりになっており、上昇基調が弱まっていることが示唆されている。高値圏で推移しているため、引き続き反落の動きに注意が必要だ。
今日の経済指標とイベント(10月17日)
- 9:30(日本時間)、豪雇用統計
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 21:30(日本時間)、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
- 21:30(日本時間)、米小売売上高
- 23:00(日本時間)、米原油在庫量