ゴールドは史上最高値を更新し、一時3000ドル台に乗せた。米株式市場は大きく反発し、売られすぎ局面からの回復が見られた。
為替市場ではAUDJPY、CADJPY、EURJPYが大幅上昇。日経平均株価はフィボナッチ半値36500円で反発して37500円まで上昇した。米政府機関の閉鎖回避見通しによりリスクオン姿勢が強まった。
ゴールドは上昇トレンドを継続し、一目均衡表の全指標が上向きで上昇基調の強さを示している。RSIは67で高値やや切り下がりの状態。
今日は米コア小売売上高とNY連銀製造業景気指数の発表が予定されている。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY +1.3%
- CADJPY +1.1%
- EURJPY +0.78%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は大きく反発、売られすぎ局面での反発か
- 米消費者信頼感指数は悪化、インフレ期待は急上昇
- 日経平均株価はフィボナッチ半値36500円で反発、37500円に上昇
- 米政府機関の閉鎖が回避の見込み、市場はリスクオン
- ゴールドは一時節目の3000ドルを上回る、史上最高値更新
- ゴールドは高値更新により上昇トレンド発生、RSIは68
- ドル円はリスクオンの流れを受けて上昇、148.65円付近で推移
- ユーロドルはフィボナッチエクスパンションと1.09ドルの間でもみ合い
- ポンドドルは上昇チャネルを形成中、転換線まで下落する可能性
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは史上最高値を更新し、3000ドルを一時的に上回った。ボリンジャーバンドの+2σ線を上回った段階で利益確定売りが入り、2988ドルまで下落。直近高値を更新したことで上昇トレンドが継続となる。

一目均衡表は遅行線や転換線、基準線、雲を含め全て上向きとなっており、上昇基調の強さを示唆。RSIは67となっており、高値がやや切り下がっている状態となっている。
今日の経済指標とイベント(3月17日)
- 21:30(日本時間)、米コア小売売上高
- 21:30(日本時間)、ニューヨーク連銀製造業景気指数