米国株式市場が大幅安となり、四半期ベースでは2022年以来の下落幅を記録した。関税政策によるスタグフレーション(インフレと失業率上昇の同時発生)への懸念が高まっている。米国の個人消費は落ち込み、経済見通しも下方修正された。
金価格は2日連続で史上最高値を更新し3090ドルに達した。為替市場ではドル安が進行、米通商政策の不透明感が影響している。ドル円は大幅下落して149.60円台で推移、ユーロドルは1.08ドルを回復した。
投資家の不安を示すVIX指数(恐怖指数)は22.5に急騰。日経平均株価も3万6100円台まで急落し、直近安値更新が近づいている。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY -1.02%
- XAUUSD +0.93%
- USDJPY -0.82%
NY市場マーケットハイライト
- 米国株式市場が大幅安、四半期ベースでは2022年以来の大幅安
- 米国でスタグフレーションが懸念、インフレ上昇と失業率上昇の不安
- 米国の個人消費が落ち込む、経済見通しは引き下げ
- ゴールドは2日連続で史上最高値更新、3090ドルに上昇
- 為替市場はドル安に傾く、米通商政策の先行き不透明感が増大
- ドル円は大幅下落、149.60円台で推移
- ユーロドルは反発傾向、フィボナッチで反応し1.08ドルを上回る
- 恐怖指数が急騰、VIXは22.5に上昇
- 日経平均株価は急落し3万6100円台、直近安値を間もなく更新
- 日経平均株価は2営業日連続で窓を開けて下落
- ユーロ円は高値切り下がりのダブルトップを形成か
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は151円台から149円台半ばに急落。リスクオフの動きが鮮明となり、ドル安が急激に強まった。包み足を形成し、転換線を割り込んでいる。

RSIは再び50を割り込んでおり、47となっている。戻り売りが強まり、直近安値である146円台を目指して下落する可能性を考える必要がありそうだ。基準線も割り込むかどうかに注目。
今日の経済指標とイベント(3月31日)
- 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数