ユーロドルは反落し、米国の利下げ幅に関する予想が分かれている。米小売売上高の予想外の上昇を受け、ドル円はNY時間に急騰した。米株価指数は上げ渋り、FOMCの見通しが不透明な状況だ。市場は0.50%の利下げ確率を55%と見込んでいる。
ドル円は139円台から142円台に急騰し、ユーロドルは小幅に反落した。豪ドルは3日続伸、ゴールドは反落、原油は続伸している。レバノンの爆発事件も地政学リスクとして考慮される。
ユーロドルは長期的な上昇基調の兆しがあるが、FOMCの結果次第で相場状況が大きく変わる可能性がある。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +1.28%
- XAUUSD -0.53%
- AUDUSD -0.18%
NY市場マーケットハイライト
- 米小売売上高が予想外に上昇、ドル円はNY時間に急騰
- 米株価指数は上げ渋り、FOMCの見通しが分かれ方向感定まらず
- 市場は0.50%の利下げ確率が55%、FOMCの結果が見通せない状況
- ドル円は139円台から142円台に急騰、ボリンジャーバンドの+1σを上回る
- ユーロドルは小幅に反落、小売売上高を受けてドル高に傾く
- 豪ドルが3日続伸、28日MAが支持線として機能し直近高値を狙う
- ゴールドは反落、利下げ期待も大幅利下げの確信が持てないか
- 原油は続伸、金利引き下げで需要促進の期待
- レバノンのポケベル爆発が相次ぎ、地政学リスクも考慮される
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは28日MAで反発した後、1.1120ドル付近まで上昇し、ボリンジャーバンドの+1σ線で反落した。28日MA、52日MA、240日MAが3本とも上向きに変化しており、長期的な上昇基調の兆しがある。
焦点は明日未明のFOMC。どの程度利下げされるのかで、相場の状況が大きく変わるだろう。
今日の経済指標とイベント(9月18日)
- 15:00(日本時間)、英消費者物価指数
- 18:00(日本時間)、EU消費者物価指数
- 21:30(日本時間)、米住宅着工件数
- 22:30(日本時間)、米原油在庫量
- 翌3:00(日本時間)、政策金利発表&米金利予測
- 翌3:30(日本時間)、FOMC記者会見