岸田首相の退陣表明を受け、日本株式市場の上昇傾向。米国では個人消費の堅調さが示唆されるも、投資家の慎重姿勢が継続している。為替市場では、ドル円の反落やユーロドル、ポンドドルの上昇。ゴールドは史上最高値を更新し、2500ドルを上回った。米国の労働市場の引き締まりと利下げ観測が背景にあると分析されている。今後の展開としては、ジャクソンホール会議での要人発言や金利政策に関する発言が市場に影響を与えると予想されている。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +2.14%
- USDJPY -1.17%
- GBPUSD +0.71%
NY市場マーケットハイライト
- 岸田首相の退陣表明を受け株高になりやすい相場か
- 過去の総裁選では株高になる傾向が極めて高い、日経平均株価は上昇
- 米個人消費が堅調さを示唆するも、投資家は慎重姿勢を崩さず
- 8月21日に米小売企業の決算が発表予定、ジャクソンホール会議にも注目
- ドル円はフィボナッチリトレースメントの38.2%で反落
- ユーロドルは大幅上昇、陽の包み足が出現し1.1058ドルを目指す
- ポンドドルは2日続伸、緩やかに下値切り上がり
- ゴールドは上昇、史上最高値を更新し2500ドルに
- 原油は反落、200MAが抵抗線として機能し76.4ドル付近まで下落
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは史上最高値を更新。2500ドルを上回った。米個人消費が堅調さを示すも、やや労働市場が引き締められており、利下げ観測が高くなっている。ゴールドは一目均衡表の基準線や転換線を支持線に安値が切り上がり、緩やかな上昇基調となっている。
RSIが61であるため、上昇の余地はまだありそうだ。今週のジャクソンホール会議での要人発言やその他の金利政策に関する発言に、今後も影響されると予想する
今日の経済指標とイベント(8月19日)
- 22:15(日本時間)、FRB関係者発言
- 23:15(日本時間)、米景気先行指数