19日の市場では原油が大幅反発し、バイデン政権がウクライナのロシア領内攻撃を許可するとの報道が影響した。原油は67ドル付近で反発し、69ドル近辺で推移している。
米株式市場は反発基調となり、特にテスラが大幅高となった。注目のエヌビディア決算は水曜日に予定されている。
為替市場ではドル安が進行し、ドル円は154円台半ばまで下落。金価格は大幅上昇し、12月のFOMCでの利下げ期待が高まっている。欧州通貨は対ドルで反発し、ユーロは1.05ドル、ポンドは1.26ドル付近で推移している。
原油は大幅反発、米がロシアへの長距離ミサイル使用許可と報道
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.87%
- AUDJPY +0.88%
- AUDUSD +0.77%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は反発、今週は経済指標の発表が少ない
- テスラが大幅高、トランプ政権で自動運転技術支援を優先事項とする方針
- エヌビディア決算に市場は焦点、水曜日に公表予定
- ドルインデックスが2日続落、ドル高相場が一服
- ドル円は一時155.35円まで上昇も、154円半ばまで下落
- ゴールドは大幅高、フィボナッチ50%で押し目買いか
- ゴールドは大幅利下げを見込んだ動き、12月FOMCに注目
- ユーロドルも1.05ドルで反発、ラウンドナンバーが強く意識
- ポンドドルも1.26ドルで反発、陽の包み足を形成
- 豪ドル米ドルはフィボナッチエクスパンションの61.8%で反発
- 原油は大幅反発、バイデン大統領がロシア領内攻撃許可と報道
- 原油は支持線の67ドルで包み足を形成し69ドル付近で推移
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は支持線となっている67ドル付近で反発。前日のローソク足実体を包む「陽の包み足」を形成した。フィボナッチファンを描画すると、61.8%のトレンドラインが次の抵抗線となりそうだ。具体的な価格としては、69.7ドル、71ドル付近が該当する。
RSIは46となっており、下落基調を示す水準で推移している。67ドルで過去3回反発しており、65ドルでは反発回数はもっと多い。下値は相当堅い。
今日の経済指標とイベント(11月19日)
- 9:30(日本時間)、豪中銀金融政策委員会議事要旨
- 19:00(日本時間)、BOEベイリー総裁講演
- 19:00(日本時間)、EU消費者物価指数
- 22:30(日本時間)、米住宅着工件数