市場分析
Jan 2, 2025

ドル円は強い上昇基調、10日移動平均線で反発

2024年末のマーケットでは、米株式市場が弱気相場に突入し、主要指数が下落。ドル高基調が続き、ドルインデックスは最終日に最高値を更新した。ドル円相場は10日移動平均線を支持線として上昇基調を維持。一時的な下落後も転換線付近で反発し、2024年終値は10日移動平均線を上回った。

欧米市場では、ユーロドルが1.035ドル付近で推移。ユーロ圏は2025年にインフレ率2%達成の見通し。原油市場ではウクライナ経由のロシア原油供給停止により急騰。

2025年初のドル円相場は上昇トレンドが継続中で、160円トライが視野に入る状況。本日は欧米の製造業関連指標の発表が予定されている。

ドル円は強い上昇基調、10日移動平均線で反発

前日価格変動TOP3

  • AUDJPY +0.21%
  • EURJPY +0.18%
  • GBPJPY +0.16%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株式市場は弱気相場に突入か、主要指数は下落で2024年を終える
  • ナスダックは直近安値を更新し、下落トレンド発生中
  • ドルインデックスは最終日に最高値更新、強いドル高が続く
  • ドル円は10日移動平均線を意識、転換線で反発し下ヒゲを形成
  • 強いドルが今後も続くか、ドル円は上昇基調を維持
  • ゴールドは安値切り上げ、2625ドル付近で推移
  • ユーロドルは1.035ドル付近、ユーロ圏は2025年インフレ率2%を達成か
  • 豪ドル米ドルは直近安値を更新、急落が続く
  • 原油は急騰、欧州でウクライナ経由のロシア原油供給停止

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は10日移動平均線が支持線となって、引きつづき上昇基調を維持している。一時10日MAを割り込み、転換線付近まで下落したが反発。2024年の終値は、10日移動平均線を上回って引けた。

【USDJPY/日足】

本日は2025年の最初のドル円相場となる。現在、上昇トレンドが発生している状態であり、安定的な上昇が期待される。今月は160円トライが視野に入る。円安リスクに注意委したい。

今日の経済指標とイベント(1月2日)

  • 18:00(日本時間)、EU製造業購買部協会景気指数
  • 22:30(日本時間)、米失業保険申請件数
  • 23:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数
  • 深夜0時(日本時間)、ISM製造業購買担当者景気指数