2024年末のマーケットでは、米株式市場が弱気相場に突入し、主要指数が下落。ドル高基調が続き、ドルインデックスは最終日に最高値を更新した。ドル円相場は10日移動平均線を支持線として上昇基調を維持。一時的な下落後も転換線付近で反発し、2024年終値は10日移動平均線を上回った。
欧米市場では、ユーロドルが1.035ドル付近で推移。ユーロ圏は2025年にインフレ率2%達成の見通し。原油市場ではウクライナ経由のロシア原油供給停止により急騰。
2025年初のドル円相場は上昇トレンドが継続中で、160円トライが視野に入る状況。本日は欧米の製造業関連指標の発表が予定されている。
ドル円は強い上昇基調、10日移動平均線で反発
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は10日移動平均線が支持線となって、引きつづき上昇基調を維持している。一時10日MAを割り込み、転換線付近まで下落したが反発。2024年の終値は、10日移動平均線を上回って引けた。
本日は2025年の最初のドル円相場となる。現在、上昇トレンドが発生している状態であり、安定的な上昇が期待される。今月は160円トライが視野に入る。円安リスクに注意委したい。