市場分析
Aug 20, 2024

ドル円は下落、各米連銀総裁が利下げ支持

米ドルは対円で下落し、一時145円台前半まで下がった。各米連銀総裁が利下げを支持する発言をしたことが影響。米株式市場は上昇し、ナスダックは8日連続の上昇。主要株価指数は61.8%の戻しを達成。ドル円は146.50円~149.50円のレンジ内で推移し、どちらにブレイクするかが注目される。ユーロドルとポンドドルは上昇傾向。豪ドルも急伸し、豪中銀のタカ派姿勢が維持されている。ドルインデックスは2日続落。金は2500ドル台を維持し、原油は2日続落で上値が重い展開。

前日価格変動TOP3

  • AUDUSD +0.91%
  • USDJPY -0.64%
  • USDCHF -0.40%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は上昇、ナスダックは8日続伸
  • 米主要株価指数は61.8%戻しを達成、全戻しになり高値更新するかに注目
  • 各米連銀総裁は明るい見通しを維持も利下げ支持
  • ドル円は一時145円台前半まで下落、過去最大規模の国内企業買収提案報道あり
  • ドル円は146.50円~149.50円の攻防、どちらにブレイクするかに注目
  • ユーロドルが急騰、フィボナッチエクスパンションの100%を上抜け
  • ポンドドルも3日続伸、1.305ドルの高値更新を目指す
  • 豪ドルが急伸、200MAで反発後に大陽線が出現し雲を上抜け
  • 豪中銀はタカ派姿勢を維持、豪ドル高ドル安に傾きやすいか
  • ドルインデックスが2日続落、下げ幅が大きくドル安に
  • ゴールドは2500ドル台を維持、2585ドル付近を目指すか
  • 原油は2日続落、週足で200MAを割り込み上値が非常に重たい展開

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は2日続落し、一時145円前半まで下落した。海外時間に買い戻され、転換線が支持線として機能している。7&iHDのカナダ企業からの買収提案報道を受け、円買いの動きが出やすかったか。フィボナッチリトレースメントの23.6%が支持線となっている。

【USDJPY/日足】

146.50円を維持できるかどうかが今後の分かれ目となりそう。戻り売りとなったドル円相場を、もう一度上昇させることができるのかが焦点。上値149.50円、下値146.50円の攻防に注目。

今日の経済指標とイベント(8月20日)

  • 10:30(日本時間)、豪金融政策委員会議事要旨
  • 18:00(日本時間)、EU消費者物価指数
  • 翌2:35(日本時間)、FOMC委員発言