英国中央銀行が金利据え置きを決定し、ポンドドルが上昇した。米国の大幅利下げにより株価指数が軒並み上昇し、S&P500とナスダックは最高値を更新。リスク資産が買われる展開となった。
ドル円は一時144円手前まで上昇したが、NY時間終盤に上値を抑えられた。ポンドドルは上昇チャネルの上限バンドにタッチ。ユーロドルは複数の指標が支持線として機能。豪ドルは直近高値を上抜け、上昇トレンドが発生。ゴールドも上昇。
日銀金融政策決定会合では金利据え置きが予想されている。
ポンドドルは上昇、英中銀は金利据え置きを決定
前日価格変動TOP3
- AUDJPY +1.22%
- XAUUSD +1.15%
- GBPJPY +0.99%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は軒並み上昇、米大幅利下げで景気楽観
- 米S&P500とナスダックは最高値更新、利下げは株価上昇要因
- ソフトランディング期待やリセッション回避期待でリスク資産が買われる
- ドル円は一時144円手前まで上昇、NY時間終盤に上値を抑えられる
- 本日は日銀金融政策決定会合、金利据え置きが大半の予想
- 英中銀は金利据え置きを決定、英米金利差拡大でポンドが買われる
- ポンドドルは上昇チャネルの上限バンドにタッチ
- ユーロドルは転換線・基準線・28日MAが支持線として機能
- 豪ドルは直近高値の0.68ドルを上抜け、ダウ理論による上昇トレンド発生
- ゴールドは上昇、米大幅利下げで買われやすくなる
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは上昇チャネル内を緩やかに上昇している。米FRBが金利引き下げを決めた一方、英中銀は金利据え置きを決定し、ポンドが買われやすい相場となった。ポンドドルは転換線が支持線となっており反発。上昇チャネルの上限ラインにタッチしている。
チャネルが今後も意識されるのであれば、大きなイベントが終わり達成感もあるため、反落する可能性もある。直近高値を上抜けすれば、ダウ理論による上昇トレンド発生となる。
今日の経済指標とイベント(9月20日)
- 8:30(日本時間)、日本消費者物価指数
- 12:00(日本時間)、日銀金融政策決定会合&政策金利発表
- 15:30(日本時間)、日銀総裁記者会見
- 18:30(日本時間)、英金融政策関係要人発言
- 21:30(日本時間)、カナダ中央銀行総裁講演
- 深夜0時(日本時間)、ラガルドECB総裁講演