為替市場では、ポンドドルが上昇し、直近高値を上回り上昇トレンドが発生。FOMC議事要旨で複数の委員が利下げ支持であることが示唆され、9月の利下げ観測が高まる。米株価指数は最高値に迫り、ドル円は144円台に下落。ユーロドルとポンドドルは続伸、豪ドルも上昇。ゴールドは2500ドルの支持線を維持し、原油は4日続落。テクニカル分析では、ポンドドルが直近高値を上抜け、1.3140ドルを目指す可能性。ジャクソンホール会議やパウエル議長の発言に注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- GBPUSD +0.42%
- EURUSD +0.18%
- XAUUSD -0.08%
NY市場マーケットハイライト
- FOMC議事要旨では幾人かが利下げ支持、9月の利下げ観測高まる
- 米株価指数は最高値に迫る、9月は利下げ幅が焦点となるか
- 日経平均株価には包み足が出現、61.8%を終値で上回る
- 米ジャクソンホール会合のパウエル議長の発言に注目
- ドル円は一時144円台に下落、利下げ観測でドル売りに
- ドル円は10MAが抵抗線として機能、長い上ヒゲを形成
- ユーロドルは4日大幅続伸、週足の目標値である1.122ドルを目指すか
- ポンドドルも5日続伸、直近高値を上抜けて上昇トレンド発生
- 豪ドルが買戻し、豪中銀はタカ派でFRBはハト派姿勢
- 豪ドルは5日続伸、0.68ドルの高値に接近中
- ゴールドはほぼ動かず、2500ドルの支持線を維持
- 原油は4日続落、在庫が減少も需要減少が上回る
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。米利下げ観測が高まり、ドルインデックスは最安値更新。英中銀は金利据え置きとなっているため、ドル売りが強まった。ポンドドルは直近高値を上抜けて、ダウ理論による上昇トレンドが発生している。
安値が切り上がっており、週足フィボナッチの100%付近および過去の高値である1.3140ドルを目指しているか。10MAから離れているため、急な反落の動きには注意が必要。
今日の経済指標とイベント(8月22日)
- 9:30(日本時間)、Nikkeiサービス業PMI
- 17:00(日本時間)、EU製造業購買担当者景気指数
- 17:30(日本時間)、英総合PMI
- 21:00(日本時間)、ジャクソンホール会議
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米中古住宅販売件数