ドル円は150円後半まで上昇し、円安が進行。大統領選挙トレードによるドル買いが強まっている。米国株は利益確定売りで下落し、調整相場の可能性も。
米企業の決算発表が予定され、株価への影響が予想される。11月の利下げは厳しい見通し。ゴールドは一時高値を付けるも下落。ユーロドルとポンドドルは下落傾向。オセアニア通貨も下落し、全体的にドル高が進行中。
ドル円のテクニカル分析では、151円を目指す動きが見られるが、151円台には強い抵抗線が存在する。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +0.88%
- CADJPY +0.69%
- EURJPY +0.43%
NY市場マーケットハイライト
- ドル円は150.88円まで上昇、強いドル買いで円安相場に
- 大統領選挙まで2週間を切る、トランプ氏が一部州で優勢も接戦が続く
- ドル円は雲を上抜けできるかが焦点、200日MAと転換線が支持線
- 米株価指数は利益確定売りで下落、調整相場になるか
- 米企業の決算発表が多数予定、株価に影響出る可能性
- 11月の米利下げは厳しいか、好調な経済を受けて据え置き論が拡がる
- ゴールドは一時2740ドルの高値、十字線を形成し下落
- ユーロドルは下落が続く、1.08ドルのラウンドナンバーに接近
- ポンドドルは転換線が抵抗線となり下落、雲を下抜けるかが焦点
- オセアニア通貨も下落が継続、為替相場全体でドル高が進行中
- 原油は小反発、前日の高値を上抜けできず「はらみ足」を形成
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は150.70円付近に上昇し、節目の150円を突破し、151円を目指している。200日移動平均線を突破し、200日MAが支持線に転換して、反発上昇している。今後の注目ポイントは雲を上抜けするかどうか。
一方、151円台は非常に強い抵抗線が存在する。フィボナッチエクスパンションの目標価格は161.8%の153.00円付近を示唆している。
今日の経済指標とイベント(10月22日)
- 14:00(日本時間)、日銀コアCPI
- 22:15(日本時間)、ドイツ連銀総裁ナーゲル氏講演
- 22:25(日本時間)、BOEベイリー総裁講演
- 23:00(日本時間)、FOMCメンバーハーカー氏講演
- 翌4:15(日本時間)、ラガルドECB総裁 発言