市場分析
Oct 23, 2024

ドル円は150円後半、大統領選挙トレードでドル買い強まる

ドル円は150円後半まで上昇し、円安が進行。大統領選挙トレードによるドル買いが強まっている。米国株は利益確定売りで下落し、調整相場の可能性も。

米企業の決算発表が予定され、株価への影響が予想される。11月の利下げは厳しい見通し。ゴールドは一時高値を付けるも下落。ユーロドルとポンドドルは下落傾向。オセアニア通貨も下落し、全体的にドル高が進行中。

ドル円のテクニカル分析では、151円を目指す動きが見られるが、151円台には強い抵抗線が存在する。

前日価格変動TOP3

  • USDJPY +0.88%
  • CADJPY +0.69%
  • EURJPY +0.43%

NY市場マーケットハイライト

  • ドル円は150.88円まで上昇、強いドル買いで円安相場に
  • 大統領選挙まで2週間を切る、トランプ氏が一部州で優勢も接戦が続く
  • ドル円は雲を上抜けできるかが焦点、200日MAと転換線が支持線
  • 米株価指数は利益確定売りで下落、調整相場になるか
  • 米企業の決算発表が多数予定、株価に影響出る可能性
  • 11月の米利下げは厳しいか、好調な経済を受けて据え置き論が拡がる
  • ゴールドは一時2740ドルの高値、十字線を形成し下落
  • ユーロドルは下落が続く、1.08ドルのラウンドナンバーに接近
  • ポンドドルは転換線が抵抗線となり下落、雲を下抜けるかが焦点
  • オセアニア通貨も下落が継続、為替相場全体でドル高が進行中
  • 原油は小反発、前日の高値を上抜けできず「はらみ足」を形成

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は150.70円付近に上昇し、節目の150円を突破し、151円を目指している。200日移動平均線を突破し、200日MAが支持線に転換して、反発上昇している。今後の注目ポイントは雲を上抜けするかどうか。

【USDJPY/日足】

一方、151円台は非常に強い抵抗線が存在する。フィボナッチエクスパンションの目標価格は161.8%の153.00円付近を示唆している。

今日の経済指標とイベント(10月22日)

  • 14:00(日本時間)、日銀コアCPI
  • 22:15(日本時間)、ドイツ連銀総裁ナーゲル氏講演
  • 22:25(日本時間)、BOEベイリー総裁講演
  • 23:00(日本時間)、FOMCメンバーハーカー氏講演
  • 翌4:15(日本時間)、ラガルドECB総裁 発言