為替市場では、トランプ政権への期待感からドル高が進行。ポンドドルは下落し、フィボナッチエクスパンション61.8%が抵抗線として機能。
ビットコインは10万ドルに迫る一方、日銀総裁の利上げに関する発言を受け円高に振れた。米株式市場は感謝祭を控え上昇。主要通貨ではユーロドルが1.05ドルを割り込み、ドル円は154.50円まで下落。ゴールドはウクライナ情勢を受け4日連続の上昇となった。
今後のポンドドルは、テクニカル分析から1.2450ドルまでの下落が予想される。
ポンドドルは下落、トランプ政権楽観視でドル高
前日価格変動TOP3
- EURJPY -1.2%
- GBPJPY -1.04%
- XAUUSD +0.72%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は上昇、感謝祭が近づきお祭り相場が再開か
- ビットコインは大台の10万ドルに接近中、大統領選後から2万ドル上昇
- 日銀総裁は12月の利上げは予想不可とコメント、円高に振れる
- ドル円は転換線を割り込み154.50円、円逃避の流れもあり
- ゴールドは4日続伸、ウクライナ情勢を意識した安全資産買い
- ユーロドルは直近安値を下回り下落、1.05ドルを割り1.047で終値
- ポンドドルは下落、フィボナッチエクスパンションの61.8%が抵抗線
- ポンドドルは100%に該当する1.246を目指す可能性
- ドルインデックスは再び上昇中、直近高値を上抜けの可能性
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドル日足チャートを分析する。ポンドドルはフィボナッチエクスパンションが強く意識されている。61.8%を割った後、反発したが、61.8%が抵抗線として機能し、再び下落した。過去の安値である1.2612を割り込み、終値を迎えている。チャート形状から見ると、本日も下落する可能性がある。
フィボナッチエクスパンションから予想できる下値は1.2450ドル。ドル高の動きが強まれば100Pips以上の下落の余地がある。
今日の経済指標とイベント(11月22日)
- 8:30(日本時間)、日本全国コアCPI
- 9:30(日本時間)、Nikkeiサービス業PMI
- 16:00(日本時間)、英小売売上高コア
- 16:00(日本時間)、ドイツGDP
- 23:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数
- 深夜0時(日本時間)、米ミシガン大学消費者信頼感指数