豪ドル/ドルが6日連続で下落し、原油価格の下落が影響している。米国株式市場はハイテク企業の決算に期待感があり上昇。ドル円は157円付近で推移し、日銀会合前の様子見姿勢。日本の物価上昇に対し、消費が弱く追加利上げには慎重論も。豪ドル/ドルのテクニカル分析では、52日移動平均線を割り込み、下落圧力が強まる。RSIも50を下回り、下落基調を示唆。一目均衡表の雲に接触し、今後の動きが不安定化の可能性あり。
豪ドル/ドル(AUDUSD)の日足チャートを分析する。豪ドル/ドルは下落圧力が強まっている。先週のシステム障害で原油が大幅続落しており、豪ドル/ドルも連動安になっている。節目となっていた52日移動平均線を終値で割り込んだ。現在は一目均衡表の雲にぶつかっており、雲が厚いため、今後は不安定な動きになる可能性がある。
また、フィボナッチリトレースメントを描画すると、38.2%に接近している。RSIは50を割り込んでおり、下落基調を示唆している。