ゴールドは連日史上最高値を更新し、2622ドルまで上昇。米大幅利下げ期待が背景。日銀は金利据え置きを決定し、植田総裁の発言はハト派と受け止められた。
ドル円は144.50円付近まで上昇。米株価指数は小幅反落。ユーロドルは3日続伸中で、1.12ドル突破が焦点。豪ドルは0.68ドルを上抜け。原油は方向感に乏しい展開。
ゴールドの日足チャートでは、フィボナッチエクスパンションの61.8%を上回り、上昇チャネルをブレイクアウト。RSIは66で、さらなる上昇の余地あり。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.37%
- GBPJPY +1.16%
- EURJPY 0.86%
NY市場マーケットハイライト
- 日銀は金利据え置きを決定、総裁会見はハト派として受け止め
- 植田総裁は「政策変更には時間的な余裕がある」とコメント
- ドル円は144.50円付近に上昇、28日MAが抵抗線として機能
- ゴールドは2600ドル台に突入、2日続伸
- ゴールドは米大幅利下げを背景として上昇基調が続く
- 米株価指数は小幅反落、リバランスが重なって軟調な展開
- ユーロドルは28日MAで反発した後、3日続伸中
- ユーロドルは直近高値である1.12ドルを上抜けできるかが焦点
- 豪ドルは抵抗線だった0.68ドルを上抜け、豪政策金利に注目
- 原油は供給懸念と需要減少懸念が拮抗し方向感がない展開
- 原油は28日MAに接近中、反落するかどうかに注目
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは史上最高値を更新しており、2622ドルに上昇。ほとんど上ヒゲを形成せず、大陽線で終値を迎えている。フィボナッチエクスパンションの61.8%を上回っており、米大幅利下げの影響が相場にダイレクトに伝わっている。
フィボナッチチャネルを描画すると、上昇チャネルをブレイクアウトしており、61.8%が次の抵抗線となりそうだ。また、2635ドルにも大きな抵抗線がある。2500ドル台を上抜けするには2週間弱だったので、どこかで反落の動きがありそうだ。RSIは66であり、まだ上昇の余地がある。
今日の経済指標とイベント(9月24日)
- 17:00(日本時間)、EU製造業購買担当者景気指数
- 21:00(日本時間)、FOMC委員発言
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 翌2:00(日本時間)、FOMCメンバー発言