原油価格が3日連続で下落し、52日移動平均線を割り込んだ。一目均衡表の雲の中で推移しており、不安定な動きとなりやすい状況。RSIが50を下回り、下落基調が強まっている。全体では高値・安値ともに切り下がるトライアングルが形成されている。米株価指数は小反落し、ハイテク企業の決算に注目が集まる。為替市場では円高傾向が強まり、ドル円は155.62付近まで下落。政府要人が日銀に金融正常化を要求し、来週の日銀会合が意識されている。他の通貨ペアや商品市場も変動が見られ、ゴールドは小幅上昇、ユーロドルは大幅下落。本日はカナダの政策金利発表も予定されている。
原油の日足チャートを分析する。原油は3日続落しており、現在は一目均衡表の雲の中で推移している。RSIは50を割っているため、下落基調が強いことが示唆されている。節目となりやすい52日移動平均線を割っており、雲を下抜けするかが焦点。
雲の中での推移なので、不安定な動きとなりやすい。全体でみると、高値切り下がり、安値切り下がりの大きなトライアングルが形成されている。