原油価格が3日連続で下落し、52日移動平均線を割り込んだ。一目均衡表の雲の中で推移しており、不安定な動きとなりやすい状況。RSIが50を下回り、下落基調が強まっている。全体では高値・安値ともに切り下がるトライアングルが形成されている。米株価指数は小反落し、ハイテク企業の決算に注目が集まる。為替市場では円高傾向が強まり、ドル円は155.62付近まで下落。政府要人が日銀に金融正常化を要求し、来週の日銀会合が意識されている。他の通貨ペアや商品市場も変動が見られ、ゴールドは小幅上昇、ユーロドルは大幅下落。本日はカナダの政策金利発表も予定されている。
前日価格変動TOP3
- USDJPY -0.92%
- XAUUSD -0.51%
- EURUSD -0.33%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は小反落、ハイテク企業の決算が注目
- ドル円は155.62付近まで下落、下ヒゲがなく大陰線を形成
- 政府要人が日銀に対して金融正常化を要求
- 為替市場では円高になり直近安値を更新
- ゴールドは小幅上昇、基準線で反発し2410ドル付近
- ユーロドルは大幅下落、転換線を割り込む
- 米ドルカナダドルは6日上昇、本日はカナダ政策金利が発表予定
- 為替市場では円高が強くなる、来週の日銀会合が意識されているか
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は3日続落しており、現在は一目均衡表の雲の中で推移している。RSIは50を割っているため、下落基調が強いことが示唆されている。節目となりやすい52日移動平均線を割っており、雲を下抜けするかが焦点。

雲の中での推移なので、不安定な動きとなりやすい。全体でみると、高値切り下がり、安値切り下がりの大きなトライアングルが形成されている。
今日の経済指標とイベント(7月24日)
- 9:30(日本時間)、Nikkeiサービス業PMI
- 22:45(日本時間)、カナダ政策金利
- 23:30(日本時間)、米原油在庫量
- 23:30(日本時間)、カナダ中銀総裁記者会見