為替市場ではドル高基調が継続しており、ドル円は一時153円に迫り7月末以来の水準を記録。主要通貨ペアの中でUSDJPY、CADJPY、GBPJPYが前日比で1%以上の上昇を示した。
米国では大統領選でトランプ氏優勢との見方から、米国優先政策による関税強化への懸念が広がる。ゴールドは5日連続で史上最高値を更新し、2740ドルの節目を突破。
一方、ユーロドルは200日移動平均線を割り込み、1.067ドルの過去安値を目指す展開となっている。クロス円は全般的に上昇し、ドル円の170Pips以上の上昇に連動する動きを見せた。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +1.12%
- CADJPY +1.09%
- GBPJPY +1.02%
NY市場マーケットハイライト
- ドル高相場が継続、ドル円は一時153円に迫り7月末の水準
- ドル円はするも日経平均株価は下落、選挙後の米中対立を意識か
- 米大統領選はトランプ氏優勢、米国内優先姿勢で関税強化懸念
- ドル円は米金利上昇に伴う上げ相場、日銀利上げも効果限定的か
- ゴールドは史上最高値を更新中、5日連続
- ゴールドは2740ドルの節目を上抜け、ボリンジャーバンド+2σ線を超える
- ユーロドルは下落、1.067ドルの過去の安値を目指すか
- 米景気後退はないと見込む機関投資家も一定数あり
- 豪ドル円がレンジを上抜け上昇、200日MAが支持線として機能
- クロス円が大きく変動、ドル円の170Pips以上の上昇に連動
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは200日移動平均線を明確に割り込んだ。200日MAを割った後、一度反発したが、「陰のたすき足」が出現。200日MAが抵抗線になったことが確認され、3日続落している。執筆時点では1.08ドルを割り込み、1.0770ドル付近で推移している。
ボリンジャーバンドの-1σ線と-2σ線の間で推移しており、バンドウォークを形成している。RSIは35となっており、為替相場でドル高が強くなっている状況で、まだ下値を探りそうな気配だ。
今日の経済指標とイベント(10月24日)
- 16:30(日本時間)、ドイツサービス業購買部協会景気指数
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米新築住宅販売戸数