原油市場は薄商いの中で小反発し、下ヒゲの出現が確認された。PCEコア価格指数の減速を受けてFRBの利下げ期待が高まり、米株式市場ではサンタクロースラリーの兆しが見られる。日経平均株価は38500円から40150円のレンジ相場で推移。
為替市場ではドル円が157円台に上昇し、介入警戒感が広がっている。原油は26日移動平均線を支持線として70ドルを割り込む水準で推移。今後は71.45ドルの上抜けか67ドルの下抜けかが注目される。
クリスマス休暇により主要市場は休場となり、全体的に取引量は減少している。
原油は小反発、下ヒゲが出現
原油の日足チャートを分析する。原油市場は薄商いのため、ボラティリティが減少している。直近2日間は下落したときに押し目買いが入ったようだ。下ヒゲが伸びており、機関投資家が買っているという報道もある。現在、26日移動平均線が支持線として機能。
上昇するとすれば、直近の節目高値である71.45ドルを上抜けするかどうかに注目。下落するとすれば、67ドルを下抜けするかどうかに注目したい。