原油市場は薄商いの中で小反発し、下ヒゲの出現が確認された。PCEコア価格指数の減速を受けてFRBの利下げ期待が高まり、米株式市場ではサンタクロースラリーの兆しが見られる。日経平均株価は38500円から40150円のレンジ相場で推移。
為替市場ではドル円が157円台に上昇し、介入警戒感が広がっている。原油は26日移動平均線を支持線として70ドルを割り込む水準で推移。今後は71.45ドルの上抜けか67ドルの下抜けかが注目される。
クリスマス休暇により主要市場は休場となり、全体的に取引量は減少している。
原油は小反発、下ヒゲが出現
前日価格変動TOP3
- USDJPY +0.47%
- XAUUSD -0.39%
- GBPUSD -0.28%
NY市場マーケットハイライト
- 米PCEコア価格指数が減速、FRBの利下げを後押し
- サンタクロースラリーが出現か、米株式市場の押し目買いが活発
- クリスマス休暇のため、市場全体で取引量減少
- 日経平均株価は38500円~40150円の狭いレンジ相場内を推移
- 米政府機関閉鎖は回避、株式市場の好材料
- 薄商いの中、ドル円は157円台に上昇
- 円安ドル高となり市場は介入警戒の動きもあり
- ユーロドルは下落、1.040ドル付近で推移して方向感なし
- ゴールドは下落、雲下限で反落し90日MAが支持線
- 原油は26日移動平均が支持線、70ドルを割り込んで推移
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油市場は薄商いのため、ボラティリティが減少している。直近2日間は下落したときに押し目買いが入ったようだ。下ヒゲが伸びており、機関投資家が買っているという報道もある。現在、26日移動平均線が支持線として機能。

上昇するとすれば、直近の節目高値である71.45ドルを上抜けするかどうかに注目。下落するとすれば、67ドルを下抜けするかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(12月24日)
- クリスマスイブ(米・英・豪・NZ・ドイツ休場)
- 8:50(日本時間)、日銀金融政策決定会合議事要旨
- 9:30(日本時間)、豪中銀金融政策委員会議事要旨
- 深夜0時(日本時間)、米新築住宅販売戸数