ユーロ円が急落し、5月以来の水準まで下落。円高が加速し、主要クロス円通貨ペアの多くが52日移動平均線を割り込む。日銀の追加利上げ観測が高まり、円安トレンドの終了が示唆される。来週の日銀会合に注目が集まり、利上げと大規模国債減額の同時実施への期待から円キャリートレードが縮小。円高進行で日経平均株価が急落し、輸出企業の株価にダメージ。米株価指数も下落し、VIXが急騰。ユーロ円のテクニカル分析では、一目均衡表の雲下限付近で推移。RSIは38と1月以来の低水準。フィボナッチリトレースメントの38.2%が意識され、円高トレンドが強まる可能性がある。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY -1.48%
- CADJPY -1.16%
- EURJPY -1.11%
NY市場マーケットハイライト
- 為替市場では軒並み円高に、ドル円は153.10円まで下落し5月以来の水準
- 日銀の追加利上げ観測が高まる、円安トレンドは終了か
- 来週の水曜日は日銀会合、予想は真っ二つに分かれる
- 利上げと大規模国債減額の同時実施が期待、円キャリートレードが縮小
- 円高で日経平均株価が急落、輸出企業の株価にダメージ
- 米株価指数も急落、株式市場から資金が流出
- 恐怖指数のVIXが急騰、ボラティリティが急騰の可能性
- AUDUSDは8日続落、上昇トレンドの半値0.657ドル付近で推移
- 主要クロス円通貨ペアはほとんどで52日移動平均線を割り込む
ユーロ円テクニカル分析
ユーロ円の日足チャートを分析する。ユーロ円は急落しており、一目均衡表の雲下限付近で推移。フィボナッチリトレースメントの38.2%が意識されており、利益確定で若干下ヒゲが形成されている。円高が加速しており、ドル円を含めクロス円は急落している。
ユーロ円のRSIは38となっており、50を明確に割って推移するのは1月以来となる。52日移動平均線も割っており、円高トレンドが来週にかけて強まりそうだ。
今日の経済指標とイベント(7月25日)
- 21:30(日本時間)、米コア耐久財受注
- 21:30(日本時間)、米GDP
- 深夜0時(日本時間)、ラガルドECB総裁