ユーロ円が急落し、5月以来の水準まで下落。円高が加速し、主要クロス円通貨ペアの多くが52日移動平均線を割り込む。日銀の追加利上げ観測が高まり、円安トレンドの終了が示唆される。来週の日銀会合に注目が集まり、利上げと大規模国債減額の同時実施への期待から円キャリートレードが縮小。円高進行で日経平均株価が急落し、輸出企業の株価にダメージ。米株価指数も下落し、VIXが急騰。ユーロ円のテクニカル分析では、一目均衡表の雲下限付近で推移。RSIは38と1月以来の低水準。フィボナッチリトレースメントの38.2%が意識され、円高トレンドが強まる可能性がある。
ユーロ円の日足チャートを分析する。ユーロ円は急落しており、一目均衡表の雲下限付近で推移。フィボナッチリトレースメントの38.2%が意識されており、利益確定で若干下ヒゲが形成されている。円高が加速しており、ドル円を含めクロス円は急落している。
ユーロ円のRSIは38となっており、50を明確に割って推移するのは1月以来となる。52日移動平均線も割っており、円高トレンドが来週にかけて強まりそうだ。