米国市場では、主要株価指数が小幅上昇する中、消費者信頼感指数は4年ぶりの低水準を記録し、利下げ期待が強まっている。為替市場ではドル円が151円台手前で反落し、ユーロドルは5日続落した一方、ポンドドルは2日連続で上昇している。
ゴールドは3020ドル付近で小幅に推移し、ボリンジャーバンドの+1σ線上にあり、フィボナッチリトレースメントの23.6%が意識されている。今後+1σ線を割り込めば3000ドル割れの可能性もある。
ビットコインは38.2%の水準を上抜け87500ドル付近で推移し、日経平均株価は38000円を回復した。市場全体では4月2日のトランプ関税発表を警戒する動きが続いている。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +0.62%
- EURJPY -0.57%
- GBPJPY -0.38%
NY市場マーケットハイライト
- 米主要株価指数は小幅に上昇、経済不安が大きくなりつつある
- 米消費者信頼感指数は4年ぶり低水準、米利下げ見通しは強まる
- ドル円は151円台手前で反落、ボリンジャーバンドの+3σ線にぶつかる
- ゴールドは小幅に反発も動きがない、3020ドル付近で推移
- ユーロドルは5日続落、フィボナッチの23.6%を意識
- ポンドドルは2日続伸、1.295ドル付近で推移し反発の動き
- 4月2日のトランプ関税発表を警戒し、為替市場は動きにくいか
- ビットコインは38.2%を上抜け87500ドル付近で推移
- 日経平均株価は上昇基調、直近高値を上回り38000円を回復
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは3050ドル付近まで上昇後、調整の動きが強まり3020ドル付近まで下落している。現在はボリンジャーバンドの+1σ線上で推移しており、再び上昇するのかどうかに注目が集まる。

フィボナッチリトレースメントの23.6%が意識されており、+1σ線~+2σ線の間でバンドウォークを形成するシナリオも考えられる。+1σ線を割り込めば、3000ドル割れを試すかもしれない。
今日の経済指標とイベント(3月26日)
- 16:00(日本時間)、英消費者物価指数
- 22:30(日本時間)、米原油在庫量