市場分析
Aug 27, 2024

原油価格が高騰、中東情勢が混沌

原油価格が高騰し、中東情勢が混沌としている。NY市場では、米株価指数はまちまちで、ドル円は144円台に反発した。原油は3日連続で大幅に上昇し、78ドル台に達した。中東情勢の不安定さが原因で、原油需要が増加している。ゴールドも2517ドル台で推移し、利下げの影響で買いが入っている。原油のテクニカル分析では、下降トレンドラインに注目が集まっている。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD +2.51%
  • XAUUSD +1.09%
  • EURUSD -0.24%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数はまちまち、エヌビディアや雇用統計待ち
  • 米利下げ路線で株価にはプラス要因、年末までは上昇しやすいか
  • ドル円は一時143円台、安全資産のドル買いの影響で144円台に反発
  • ユーロドルは反落、材料に乏しく薄商いか
  • USDCADは大幅下落、カナダドルが大きく買われる
  • ヒズボラとイスラエルの応酬が深刻、中東情勢不安が拡がる
  • 原油は3日大幅続伸、78ドルに上昇
  • 原油は下降トレンドラインが意識されるかに注目
  • ゴールドは2517ドル台で推移、利下げの影響でゴールドに買い
  • クロス円はほぼ動かず、狭いレンジ内の推移が継続

原油テクニカル分析

原油の日足チャートを分析する。原油は3日大幅続伸し、78ドル台で推移。72ドル台の支持帯が固く、反発した。下降トレンドラインを描画でき、間もなくぶつかりそうだ。一目均衡表の雲が上値に控える中で、突破するのかが焦点となる。

【XTIUSD/日足】

RSIは50であり、再び下落基調になるか、正念場を迎える。イスラエルを中心とした中東情勢が混沌としており、先が見通せない。根強い原油需要が発生し、価格を支えている。

今日の経済指標とイベント(8月27日)

  • 15:00  ドイツGDP
  • 23:00  米消費者信頼感指数