原油価格が高騰し、中東情勢が混沌としている。NY市場では、米株価指数はまちまちで、ドル円は144円台に反発した。原油は3日連続で大幅に上昇し、78ドル台に達した。中東情勢の不安定さが原因で、原油需要が増加している。ゴールドも2517ドル台で推移し、利下げの影響で買いが入っている。原油のテクニカル分析では、下降トレンドラインに注目が集まっている。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +2.51%
- XAUUSD +1.09%
- EURUSD -0.24%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数はまちまち、エヌビディアや雇用統計待ち
- 米利下げ路線で株価にはプラス要因、年末までは上昇しやすいか
- ドル円は一時143円台、安全資産のドル買いの影響で144円台に反発
- ユーロドルは反落、材料に乏しく薄商いか
- USDCADは大幅下落、カナダドルが大きく買われる
- ヒズボラとイスラエルの応酬が深刻、中東情勢不安が拡がる
- 原油は3日大幅続伸、78ドルに上昇
- 原油は下降トレンドラインが意識されるかに注目
- ゴールドは2517ドル台で推移、利下げの影響でゴールドに買い
- クロス円はほぼ動かず、狭いレンジ内の推移が継続
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は3日大幅続伸し、78ドル台で推移。72ドル台の支持帯が固く、反発した。下降トレンドラインを描画でき、間もなくぶつかりそうだ。一目均衡表の雲が上値に控える中で、突破するのかが焦点となる。
RSIは50であり、再び下落基調になるか、正念場を迎える。イスラエルを中心とした中東情勢が混沌としており、先が見通せない。根強い原油需要が発生し、価格を支えている。
今日の経済指標とイベント(8月27日)
- 15:00 ドイツGDP
- 23:00 米消費者信頼感指数