トランプ政権が自動車関税を発表、日経平均株価に下落圧力

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL

トランプ政権が日本車を含む25%の自動車関税を発表し、日本の自動車業界に打撃となる見通し。

これを受けて日経平均株価は下落基調を強め、「ソーサトップ」を形成しつつあり、直近安値である3万6000円を目指す可能性が高い。RSIは48と弱含みで、売りシグナルの兆候も見られる。さらに日本企業の権利落ち日が重なり、株価の下押し圧力が強まっている。

ドル円は150.50円まで上昇し、ユーロドルは6日続落中。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD +1.04%
  • CADJPY +0.55%
  • GBUSD +0.45%

NY市場マーケットハイライト

  • 米主要株価指数が反落、米国市場の上昇は継続せず
  • トランプ政権が25%の自動車関税を発表、日本車も対象に
  • 自動車部品は関税対象外、日本企業への影響が必至
  • 日経平均株価は3万7690円付近、直近安値3万6000円を目指すか
  • 日経平均株価はソーサトップを形成か、さらなる下押しに警戒
  • 日本企業は3月の権利確定日、明日は権利落ち日となり下落材料
  • ドル円は150.50円に上昇、転換線が基準線を上抜け
  • 日銀総裁は物価上昇が強まれば、金利調整度合いを強めるとコメント
  • ユーロドルは6日続落、1.074ドル付近で推移
  • ウクライナ停戦交渉が停滞、当初の期待ムードが薄れる

日経平均株価テクニカル分析

日経225の日足チャートを分析する。日経平均株価は「ソーサトップ」の形状が出現しており、徐々に下落基調が強くなっている。「プラットフォーム」と呼ばれるレンジ期間を形成し、レンジを下方向に割ったタイミングが売りシグナルとみなされる。日経225の日足チャートではプラットフォームは明確に確認できない。

【JPN225/日足】

トランプ政権の関税によって、日本の主要産業である自動車業界に影響がありそうだ。日経平均株価の下落要因となる。RSIは48となり、下落基調を示唆する水準へ下落。直近安値である3万6000円を目指す可能性がある。

今日の経済指標とイベント(3月27日)

  • 21:30(日本時間)、米GDP
  • 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL