ゴールド価格が反発し、主要通貨ペアも変動。米国株式市場は上昇、ドル円は153円台で推移。今週は日本、米国、英国の中央銀行が政策金利を決定、特に日銀の決定が注目。ゴールドは上昇トレンドラインで反発、FOMCの決定が今後の方向性を左右すると予想。利下げ実施なら2400ドル台に回復の可能性。他の通貨ペアも技術的分析が示され、原油価格は下落傾向。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.96%
- USDCHF +0.24%
- AUDUSD +0.14%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は上昇、ダウ平均株価は680ドル上昇
- ドル円は153円台で推移、153円より下値が堅い
- ドル円はフィボナッチリトレースメントの38.2%が支持線に
- 日・米・英の政策金利が今週決定、英は4年ぶりの利下げ可能性あり
- 日銀政策会合は予想が分かれる、ドル円のボラティリティは急騰する可能性
- ポンドドルは基準線付近、1.2850ドルが支持線として機能
- ユーロドルはボリンジャーバンドのセンターラインで反発、勢いは弱い
- 豪ドルはフィボナッチ61.8%まで下落、雲の下限でようやく反発
- ゴールドははらみ足を形成、米利下げとなれば2400ドル台に回復可能性
- 原油は下落、包み足を形成し下落を示唆、77ドルの安値を付ける
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは金曜日に反発し、2388ドル付近で終値を迎えた。上昇トレンドラインで反発した形となり、下値の堅さが意識される。今週に実施されるFOMCでは利下げが実施されるかどうかがゴールドの方向性を決めることになる。利下げ開始となれば、ゴールドは大きく上昇するだろう。
利下げが開始されなければ、一度は2300ドル前半に到達する可能性もある。現在は一目均衡表の基準線が抵抗線となっており、基準線と雲・上昇トレンドラインに挟まれている。RSIは下落基調を示す水準となっている。
今日の経済指標とイベント(7月29日)
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