ゴールド価格が下落し、月末のリバランスによりドル買いが優勢となった。エヌビディアの決算発表は投資家の期待に応えず、株価が下落。これを受けて米国株価指数も下落した。ドルインデックスは上昇し、ドル円は144.35円付近で推移。ユーロドルとポンドドルも下落。原油価格も2日連続で下落し、75ドル台に。ゴールドは2500ドル台を維持しているが、月末リバランスの影響で下落。テクニカル分析では、ゴールドの上値目標は2575ドル付近、下値支持線は2500ドルと2480ドル付近と予想される。
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは緩やかに上昇基調を描いており、2500ドル台を維持。昨日は月末リバランスによるドル買いによって2500ドル前半まで下落したが、転換線が支持線として機能している。本日も転換線付近での動向に注目したい。
フィボナッチエクスパンションを描画すると、上値目標値は61.8%に該当する2575ドル付近。下値の大きな支持線は2500ドル、2480ドル付近と予想する。RSIは59となっており、上昇余地がまだあると判断できる。