ゴールド価格が下落し、月末のリバランスによりドル買いが優勢となった。エヌビディアの決算発表は投資家の期待に応えず、株価が下落。これを受けて米国株価指数も下落した。ドルインデックスは上昇し、ドル円は144.35円付近で推移。ユーロドルとポンドドルも下落。原油価格も2日連続で下落し、75ドル台に。ゴールドは2500ドル台を維持しているが、月末リバランスの影響で下落。テクニカル分析では、ゴールドの上値目標は2575ドル付近、下値支持線は2500ドルと2480ドル付近と予想される。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -1.83%
- XAUUSD -0.86%
- EURUSD -0.58%
NY市場マーケットハイライト
- エヌビディアの決算発表、投資家を興奮させる決算とはならず
- エヌビディア株は下落、ナスダック筆頭に米株価指数も下落
- ドルインデックスがやや上昇、月末を控えドル買い戻しの動き
- ドル円は小幅なレンジが継続、144.35円付近で推移
- 日銀副総裁は物価見通しが実現すると確信できれば緩和調整とコメント
- ユーロドルは下落、月末リバランスで1.112ドルまで下落
- ポンドドルは下落も前日のレンジ内に収まる「はらみ足」を形成
- ゴールドは下落、2505ドル付近の転換線が支持線に
- 原油は2日続落、再び転換線を割って75ドル台に
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは緩やかに上昇基調を描いており、2500ドル台を維持。昨日は月末リバランスによるドル買いによって2500ドル前半まで下落したが、転換線が支持線として機能している。本日も転換線付近での動向に注目したい。
フィボナッチエクスパンションを描画すると、上値目標値は61.8%に該当する2575ドル付近。下値の大きな支持線は2500ドル、2480ドル付近と予想する。RSIは59となっており、上昇余地がまだあると判断できる。
今日の経済指標とイベント(8月29日)
- 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 21:30(日本時間)、米コア個人消費支出価格