米GDPが3.0%に上方修正され、ドル買いが強まったことでユーロドルが続落した。米失業保険申請件数も予想を下回り、NY時間はドル高傾向が続いた。株価指数は反発し、ダウ平均株価は再び高値を更新している。
ユーロドルの日足チャートでは、一目均衡表の転換線を割り込み、フィボナッチリトレースメントの23.6%付近で攻防が続いている。23.6%を下回ると、1.10ドル付近まで下落する可能性がある。
本日は米コアPCE物価指数など重要な経済指標の発表が予定されており、FRBの利下げ見通しへの影響が注目されている。これらの指標次第でドルの動向が左右される可能性がある。
ユーロドルの日足チャートを分析する。一目均衡表の転換線を割っており、現在はフィボナッチリトレースメントの23.6%付近での攻防となっている。23.6%を割り込めば、38.2%と基準線が重なっている1.10ドル付近まで下落する可能性がある。しかし、1.10ドルはラウンドナンバーでもあり、押し安値が形成される確率が高い。
本日、米物価に関連する経済指標が発表予定であり、FRBの利下げ見通しが修正になるのかどうかに注目が集まっている。RSIは58であり、RSIが50付近になれば、押し目買いが強くなるかもしれない。