FRBは金利を据え置き、パウエル議長はデータを見極めながら慎重な利下げ姿勢を示した。一方、カナダ中銀は0.25%の追加利下げを決定し、今後の金利動向に関するガイダンスを撤回した。
為替市場では、ドル円が155円付近で小幅な推移、ユーロドルは1.041ドル付近で動いた。ビットコインは上昇し、チェコ中銀が外貨準備としてビットコイン保有を検討しているとの報道が好材料となった。
10万4000ドル付近で推移し、RSIは56と堅調な上昇基調を示している。ゴールドは2760ドル付近で小幅な値動きとなった。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +2.26%
- CADJPY -0.39%
- XAUUSD -0.16%
NY市場マーケットハイライト
- FOMCで米FRBは金利据え置きを決定
- パウエルFRB議長は利下げを急がず、データを見極めるとコメント
- カナダ中銀は0.25%の追加利下げを決定、米ドルカナダドルは上昇
- カナダ中銀は今後の金利動向に関するガイダンスを撤回
- 米ドルカナダドルは一時急騰も、行って来いの相場に
- ドル円はほとんど動かず、155円付近で小幅な値動き
- ユーロドルは1.041ドル付近で推移、再び1.05ドルに上昇できるかが焦点
- 豪ドル米ドルは3日続落、52日移動平均線で反落
- ビットコインは上昇、52日移動平均線で反発
- チェコ中銀が外貨準備にビットコイン保有検討と報道
- ゴールドは小幅な値動き、2760ドル付近で推移
ビットコインテクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインはボリンジャーバンドの中央線と52日移動平均線で反発。10万4000ドル付近で推移している。チェコ中銀が外貨準備でビットコインの保有を検討するという報道があり、影響した可能性がある。
RSIは56となっており、50で反発して堅調な上昇基調を示している。中銀によるビットコインの保有検討というのはポジティブな話題。今後は10万9500ドルの高値を更新できるかに注目。
今日の経済指標とイベント(1月30日)
- 18:00(日本時間)、ドイツGDP
- 19:00(日本時間)、EU圏GDP
- 22:15(日本時間)、ECB金融政策発表・政策金利発表
- 22:30(日本時間)、米失業保険継続申請件数
- 22:30(日本時間)、米コア個人消費支出価格
- 22:30(日本時間)、米失業保険継続申請件数
- 22:45(日本時間)、欧州中央銀行記者会見