日経平均株価は4万円台を回復し、年末の大納会を迎える。2023年8月の日銀利上げによる暴落から回復し、サンタクロースラリーの様相を呈している。
テクニカル面では240日・72日移動平均線が上向きとなり、40080円のトライアングル上限ラインを2025年に突破できるかが注目点である。為替市場ではドル円が157.70円付近で推移し、年末年始のフラッシュクラッシュリスクに警戒が必要。
為替相場は米FRBの利上げ停止観測からドル高基調が継続すると予想される。なお、日本市場は2025年1月6日まで休場となる。
日経平均株価は4万円台、日本市場で大納会
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -0.43%
- GBPJPY -0.12%
- EURUSD +0.08%
NY市場マーケットハイライト
- 本日は日本市場の年内最終日、大納会開催
- 日銀のハト派姿勢でドル円は大きく上昇、157.70円付近で推移
- 年末年始にフラッシュクラッシュが発生する可能性あり
- 年末年始は注文や決済も制限されるため、ポジション持ち越しに注意
- 2025年の日本市場再開は1月6日、海外勢は年始から取引開始
- ゴールドは上昇基調が一服、2024年高値は2790ドル
- ユーロドルは1.033ドル付近が2024年安値、ラウンドナンバーを意識
- 米FRBは来年にも利上げ停止か、ドル高が継続すると予想
- 米ドルカナダドルが長期上昇トレンド、カナダドル売りが激しい
- トランプ政権は1月20日始動、初日に多くの大統領令を計画
日経平均株価テクニカル分析
日経平均株価の日足チャートを分析する。日経平均株価は4万円台に回復。サンタクロースラリーとなっており、240日移動平均線と72日移動平均線も傾きが上方向になっている。40080円がトライアングルの上限ラインになっており、2025年に上抜けできるかがポイントだ。
2023年8月の日銀による利上げが起因した大暴落から、やっと抜け出せたようだ。本日、もしくは、来年の大発会にて、トライアングルを上抜けするかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(12月30日)
- 15:30(日本時間)、大納会(日本市場)
- 9:30(日本時間)、日本製造業購買担当者景気指数