トランプ大統領がカナダとメキシコに対して25%の関税を発表したことで、為替市場に大きな影響が出た。
特にカナダドルは大幅に売られ、USDCADは直近高値を更新、カナダ円は105.73円まで下落して直近安値を更新した。関税発表を受けてドル円も一時153.77円まで下落。市場では安全資産を求める動きが強まり、ゴールドは2798ドルまで上昇して過去最高値を更新した。
一方、米株価指数は個人消費が堅調で小幅上昇となったが、後半は不安定な展開となった。原油価格は75ドルを割り込んで下落が続いている。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.26%
- CADJPY -1.17%
- AUDJPY -0.88%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領はカナダとメキシコに対し25%の関税を発表
- メキシコペソとカナダドルは大きく売られる、USDCADは直近高値を更新
- カナダ円は大きく下落、直近安値を更新
- ドル円は52日移動平均線を下回って終値を迎える、154円付近で推移
- 関税発表を受けてドル円は一時153.77円まで下落
- 米株価指数は小幅に上昇、後半は不安定も個人消費が堅調
- 安全資産を求める動きが強まる、ゴールドは上昇
- ゴールドは2798ドルまで上昇、過去最高値を更新
- ユーロドルは下落基調、52日移動平均線を下回る
- 原油価格は下落が続く、75ドルを割り込む
- ビットコインは2日続伸、ボリンジャーバンドの中央線で反発
カナダ円テクニカル分析
カナダ円の日足チャートを分析する。カナダ円は大きく下落し、直近安値を更新。105.73円まで下落している。カナダに対して25%の関税が発表され、カナダドルが大きく売られた。大きな混乱にはなっていないが、カナダドルにとっては大きな下落要因が発生したことになる。
RSIは35付近で推移しており、まだ下落余地はある。バンドウォークの発生に注意したい局面と言える。
今日の経済指標とイベント(1月31日)
- 22:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 22:30(日本時間)、米個人消費支出価格指数コア