原油価格は高値切り下がりのトレンドの中でトライアングルを形成している。現在70ドル付近で推移しており、65-67ドル帯が強い支持線となっている。米国株式市場ではナスダックが上昇した一方、S&P500は小幅な上昇にとどまった。
為替市場では、韓国での非常戒厳宣言を受けてリスク回避の円買いが進み、ドル円は148.65円まで下落したが、その後持ち直した。ユーロドルは1.05ドルを支持線として反発、ポンドドルは方向感に乏しい展開となっている。
日経平均株価は39,200円付近でレンジ相場を形成しており、年末の「師走相場」で4万円台を目指す可能性がある。本日は米ADP雇用統計やISM非製造業指数、パウエルFRB議長の発言など重要イベントが予定されている。
原油価格は上昇、トライアングルを形成中
原油の日足チャートを分析する。原油は高値切り下がりの相場が続いており、現在はトライアングルの上限トレンドラインにぶつかっている。反落するかがポイント。原油価格は65ドル~67ドルが非常に堅く、鉄壁の支持帯となっている。
RSIも再び48となっており、50を上回る可能性がある。イスラエルとレバノンは停戦合意したものの、攻撃しあっているという報道もあり、トライアングルをブレイクアウトするかどうかに注目したい。