市場分析
Nov 11, 2024

米大統領選が本日開票、両候補とも支持率をリードできず

本日の米大統領選開票において、トランプ氏とハリス氏の支持率は拮抗しており、市場は神経質な展開となっている。為替市場では、ドル円は152円台で推移し200日移動平均線を上回る一方、ドルインデックスは様子見姿勢が強まっている。

選挙結果次第でドル円は大きく変動する可能性があり、トランプ氏優勢なら154円を突破して160円台へ、ハリス氏優勢なら139円台まで下落する可能性がある。株式市場ではポジション調整の動きが見られ、為替・株式ともに大きなボラティリティが予想される。市場参加者は開票結果と今後のFOMCの動向を注視している。

米大統領選が本日開票、両候補とも支持率をリードできず

前日価格変動TOP3

  • USDJPY -0.53%
  • EURUSD +0.39%
  • GBPJPY -0.34%

NY市場マーケットハイライト

  • 本日は米大統領選の開票日、日本時間深夜から開票作業
  • 本日と明日は為替相場や株式相場のボラティリティ上昇
  • 一部州でハリス氏巻き返しとの報道、トランプトレードの巻き戻し
  • 支持率は拮抗、どちらの候補もリードできず結果が分からず
  • ドルインデックスは200日MAの上で推移も様子見姿勢が強まる
  • 米株価指数は調整売りで反落、ポジション調整の動き
  • ドル円は152円台で推移、200日MAは上回る
  • ユーロドルは一時1.09ドルにトライも反落、大きな上ヒゲを形成
  • ポンドドルは反発も方向感がつかず、大統領選開票待ち
  • ゴールドはほぼ動かず、大統領選とFOMCの結果待ち

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。200日移動平均線が支持線として機能しているが、大統領選の結果によっては140円台~160円台の間で推移する可能性があり、非常に大きなボラティリティになると予想される。

【USDJPY/日足】

トランプ氏が優勢となれば、154円台を突破し、160円台を目指す可能性がある。ハリス氏優勢となれば、ドル安となり139円台の安値を突破するかが焦点となる。開票速報に注目したい。

今日の経済指標とイベント(11月05日)

  • 12:30(日本時間)、豪政策金利発表
  • 19:00~(日本時間)、米大統領選開票