ビットコインは上値が重たい、リスク回避の動きが根強いか

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ビットコインは現在9万7000ドル付近でレンジ相場を形成し、リスク回避の動きから上値が重い展開となっている。テクニカル分析では、ADXが30を上回り、-DIが26と下落トレンドの強まりを示唆。RSIも42と下落余地を残している。一目均衡表では雲の中での推移となり、下落基調が強まっている。9万6200ドルを下回った場合、9万0900ドルまでの下落も想定される。

市場では、米株価指数が押し目買いにより小幅下落にとどまり、中国への関税発動に対する市場の反応を見極める展開。

一方、ゴールドは3日連続で史上最高値を更新し、2841ドルまで上昇した。為替市場ではドル円が下落トレンドラインを割り込み、ユーロドルは2日続伸となった。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD +0.99%
  • USDCAD -0.69%
  • XTIUSD +0.52%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は下落も、押し目買いが強まり小幅な陰線にとどまる
  • 関税の影響を消化しつつ、企業決算の内容を市場は見極め
  • 中国への関税発動、中国は慎重に報復関税を適用
  • ゴールドは急騰し2841ドル、3日連続で史上最高値更新
  • ドル円は小幅に反落、一目均衡表の雲の中に突入
  • ドル円は上昇トレンドラインを割り込む、RSIは43と下落を示唆
  • ユーロドルは2日続伸、EUへの関税政策に市場は注目
  • ポンドドルは1.23ドルで反発、1.25ドルの高値に接近
  • ビットコインは下落、ADXは33となり下落トレンドの強まりを示唆\

ビットコインテクニカル分析

ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインはレンジ相場を形成しており、昨日は下落。9万7000ドル付近で推移している。リスク回避の影響もあり、ビットコインの上値は重たくなっている。現在は一目均衡表の雲の中で推移しており、やや下落基調が強まっている。

【BTCUSD/日足】

ADXを見ると、30を上抜けており、-DIが26となっている。これは下落方向へのトレンドが強まっていることを示唆する。RSIは42となっており、まだ下落余地はある。9万6200ドルを割り込んだ場合、9万0900ドルまで一気に下落するシナリオも考える必要がある。\

今日の経済指標とイベント(2月5日)

  • 9:30(日本時間)、日本Nikkeiサービス業PMI
  • 22:15(日本時間)、米ADP非農業部門雇用者数
  • 23:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
  • 深夜0時(日本時間)、米ISM非製造業指数

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