英中銀が0.25%の利下げを決定し、一部の委員からは0.50%の利下げ主張もあった。これを受けてポンドは全面安となり、ポンドドルは1.2350ドルまで下落、ポンド円も190円台から188円台前半まで下落している。
テクニカル面では直近安値を下回り、下落トレンドが確定的となった。ADXは30、-DIは26と下落基調が強まっており、187.87円を割り込めば185.65円を目指す展開も予想される。
一方、ドル円は日銀の田村委員の発言を受けて151円前半まで下落、ゴールドは2882ドルの最高値を更新後に反落、原油は71ドル付近で軟調な推移が続いている。
前日価格変動TOP3
- GBPJPY -1.37%
- USDJPY -0.77%
- CADJPY -0.74%
NY市場マーケットハイライト
- 英中銀は利下げを決定、委員のうち2人は0.50%の利下げを主張
- ポンドドルは1.25ドル付近から1.2350ドルまで下落
- 米失業保険申請件数は予想を上回る、本日の米雇用統計に注目
- 米株価指数は小幅に上昇、雇用統計の結果次第のため様子見姿勢
- ドル円は4日続落、200日移動平均線を下回る
- タカ派の日銀田村委員が2025年後半には1%までの利上げ必要とコメント
- 日銀利上げ前倒し期待も高まり151円前半まで下落
- ゴールドは2882ドルの史上最高値更新後、利益確定売りの反落
- 原油は下落基調が継続、原油価格は71ドル付近で推移
- ポンド円は2日続落、直近安値更新で下落基調が強まる
- ビットコインはレンジ下限に張り付き、ボラティリティが低い
ポンド円テクニカル分析
ポンド円の日足チャートを分析する。ポンド円は直近安値を下回り、下落トレンドが確定。190円台から188円台前半まで下落した。今後の支持線は187.87円付近と予想する。

ADXは30であり、-DIは26となっており、下落基調が強まっている相場であると判断できる。187.87円を下抜けすれば、185.65円を目指すシナリオが視野に入る。MACDもヒストグラムの谷が大きくなっており、安定的な下落基調となっている。
今日の経済指標とイベント(2月7日)
- 8:30(日本時間)、家計調査・消費支出
- 22:30(日本時間)、米雇用統計
- 22:30(日本時間)、カナダ雇用統計
- 深夜0時(日本時間)、ミシガン大学消費者信頼感指数