為替市場では急激な円高・ドル安が進行し、ポンド円、ユーロ円、ドル円が大きく下落。NY市場では米株価指数が下落し、VIXは22付近まで急騰。ドル円は147円台に突入し、ポンド円は52日移動平均線で反落。
ポンド円の日足チャートでは上昇トレンドラインが抵抗線となり、RSIは49に低下して下落基調を示唆。ドル安が急激に進行していることから、ポンド円の売り圧力が強い状態が続くと予想される。
本日は米雇用統計と EU圏GDPの発表が予定されており、市場のボラティリティが高まる可能性がある。
前日価格変動TOP3
- GBPJPY -0.66%
- EURJPY -0.62%
- USDJPY -0.60%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は大きく下落、関税発動と撤回報道が相次ぎ混乱
- VIX(恐怖指数)は22付近に急騰、昨年10月以来の高水準
- 本日は米雇用統計、連邦職員大量解雇の前のデータ
- 2025年4月の米雇用統計は大幅な悪化が予想されている
- 為替市場は大幅ドル安、ドルインデックスは昨年10月の水準
- ドル円は10日移動平均線を強く意識、150円台で戻り高値を形成
- ドル円は147円台に突入、フィボナッチエクスパンションを意識
- ポンド円は52日移動平均線で反落、上昇トレンドラインも抵抗線
- 豪ドル円は大きな陽線の包み足が出現、93.40円が支持線となるかに注目
- ユーロ円は戻り売りが強くなる、高値が徐々に切り下がり
- ゴールドはパラボリックの買いシグナルが点灯せず、2930ドルがポイント
- 原油は66.3ドル付近で推移、65.61ドルを割るかに注目
ポンド円テクニカル分析
ポンド円の日足チャートを分析する。ポンド円は52日移動平均線が抵抗線となっている。上昇トレンドラインも抵抗線として意識されており、トレンドラインを上回らない限り、売り圧力が強い状態が続きそうだ。ドル円も147円になっており、ドル安が急激に進んでいることからも裏付けられる。

RSIは49となり、下落基調を示唆する水準に下落。188円を再び割り込むのかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(3月7日)
- 19:00(日本時間)、EU圏GDP
- 22:30(日本時間)、米雇用統計