中国が報復関税を発表、原油は60ドル割れ

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中国が報復関税を発表し貿易戦争が本格化、世界経済の減速懸念から市場は混乱状態に陥った。原油は2021年以来の急落を記録し、一時60ドルを割り込んだ。米雇用統計は良好だったが材料視されず、米株価指数は連日の暴落で1000ドル近く下落。

恐怖指数は一時40に達し、ゴールドも最高値から急落して3000ドル付近を推移。ドル円は145円前半でスタート、豪ドルは激しく売られレンジ下限を割り込んだ。

原油は2021年以来の60ドル割れとなり、フィボナッチエクスパンションの100%に該当する56ドル付近が今後の目安となる。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD     -6.64%
  • AUDUSD -4.67%
  • XAUUSD -2.42%

NY市場マーケットハイライト

  • 中国が報復関税を発表、貿易戦争が本格化
  • 世界の景気減速は避けられず、市場は混乱状態
  • 原油は2021年以来の急落、一時的に60ドルを割る
  • 米雇用統計は良好な結果も材料視されず、ドル円は一時上昇
  • 米株価指数は暴落、連日窓を開けて1000ドル近くの下落
  • 恐怖指数が一時40に到達、昨年7月の水準を上回る
  • ゴールドも最高値から急落し3000ドル付近、買い支えが市場にいない
  • ドル円は145円前半でスタート、落ちるナイフには注意
  • ユーロドルは窓を開けてスタートも窓を埋める上昇の動き
  • 豪ドルが激しく売られる、レンジ下限を割り込む

原油テクニカル分析

原油の日足チャートを分析する。原油は2021年以来の60ドル割れとなった。前回の60ドル割れはコロナショックという外的要因だったが、今回は経済政策によって引き起こされているだけに深刻となりそうだ。フィボナッチファンの61.8%で反落し、60ドル付近で寄り付き。

【XTIUSD/日足】

フィボナッチエクスパンションの100%に該当する56ドル付近が今後の目安となる。各国の米国との交渉進展によって相場が変動する可能性がある。

今日の経済指標とイベント(4月7日)

  • 23:30(日本時間)、カナダ銀行企業景況感調査

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