ゴールドは大統領選というビッグイベント後に調整相場入りした。
上昇チャネルを下抜けし、2660ドル台まで一時下落。日足チャートではRSIが51となり、通常は押し目買いポイントだが、月足・週足のRSIは70超えのため、さらなる下落への警戒が必要。調整の目処は2600ドル付近と2540ドル。
市場では米株価指数が堅調な一方、ドル円は反落傾向。FOMCの利下げが2会合連続で実施された中、ユーロドルは1.08ドル付近で推移している。
ゴールドはビッグイベント通過で調整相場入り、深い調整に警戒
ゴールドの日足チャートを分析する。大統領選というビッグイベントが終わり、早々に当選確実になったことでゴールドは調整相場入りした。上昇チャネルを下抜けし、フィボナッチリトレースメントの23.6%を一時下回った。利下げ決定をうけて上昇チャネル下限ラインまで反発している。
RSIは51となっており、通常であれば押し目買いポイントとなるが、月足や週足を見ると、RSIはまだ70を上回っている。日足RSIは50を下回り30付近まで下落するシナリオを想定し、ゴールドの調整が深くなることに警戒したい。