ポンドドルが急落し、約9ヵ月ぶりの安値水準である1.235ドル付近まで下落した。背景には英10年債利回りの急騰があり、2022年の「トラス危機」に類似した状況となっている。
米ドルは全般的に強く、ドルインデックスは2022年9月以来の高値を記録。ドル円は3日連続で上昇し158.55円まで上昇した。米国株式市場は雇用統計発表を控えて様子見姿勢となり、小幅な値動きにとどまった。
ポンドドルは下降トレンドが継続しており、1.23ドルまでの下落が予想される。
ポンドドルが急落、約9ヵ月ぶりの安値水準
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは転換線を下抜けしており、最安値を更新。2022年以来の安値水準で推移している。背景には英10年債利回りの上昇があり、「トラス危機」の状況と類似している。
下降トレンドラインに沿って下落トレンドが継続しており、ラウンドナンバーである1.23ドルを目指して下落を続ける可能性が高い。