米ロ首脳がウクライナ紛争終結に向けた電話会談を実施し、停戦交渉が開始された。これを受けて原油価格は下落し、71ドル台で推移している。原油のRSIは50で反落しており、下落基調が強まっている。
為替市場ではクロス円が急騰し、ユーロ円、ポンド円、ドル円がそれぞれ1%以上上昇した。ドル円は154.50円付近で推移し、RSIが50まで上昇している。
米CPIが予想を上回り、高金利の継続が見込まれることから、米株価指数は下落。ゴールドは強い上昇基調を維持し、RSIは75付近で推移している。本日は英GDP、EU経済見通し、米失業保険申請件数などの重要指標の発表が予定されている。
前日価格変動TOP3
- EURJPY +1.57%
- GBPJPY +1.34%
- USDJPY +1.32%
NY市場マーケットハイライト
- 米ロ首脳が電話会談、ウクライナ紛争終結に向けた協議開始
- 原油価格は下落、将来的な供給量増大に期待
- 原油はMACDが0を下回る、RSIは50で反落し下落基調を示唆
- 米CPIは上振れ、高金利の継続が予想され追加利下げ観測は遠のく
- 米株価指数は下落、高金利が今後も続くと予想され上値が重い
- ドル円は反転上昇、ドル高で154.50円付近で推移
- ドル円はRSIが50まで上昇、154.40円が抵抗線
- ユーロドルは3日続伸、上昇トレンドにぶつかる
- ゴールドはフィボナッチレベルを意識、23.6%で押し目買いが強まる
- ゴールドのRSIは75付近、非常に強い上昇基調が継続
- クロス円は急騰、ポンド円は急伸し189円台から192円台に
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は73ドル付近の戻り高値を形成し、再び71ドル台に下落している。原油高騰のきっかけとなったウクライナ紛争終結に向けた交渉が始まったことを受けて、原油供給量が増加することへの期待が高まった。直近安値は71ドルであり、今後安値を更新するかどうかに注目。
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RSIは50で反落しており、トレーダーにとっては絶好の売り場となった。30を目指して今後も下落すると予想できる。70ドル~71ドルの支持帯を下抜けできるかがポイントとなりそうだ。
今日の経済指標とイベント(2月13日)
- 16:00(日本時間)、英GDP
- 19:00(日本時間)、EU経済見通し
- 22:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 22:30(日本時間)、米生産者物価指数